龍のヨルちゃんでFaceEmoを利用する
こんにちはこんばんは。ミズです。
本記事では、龍のヨルちゃんでFaceEmoを利用する手順について説明します。
FaceEmoは下記よりダウンロードできます。表情アニメーションの作成、管理、表情メニューの設定が簡単にできるので重宝しています。
龍のヨルちゃんはこちら
注意事項
本記事はFaceEmoとアバターの表情設定周りがある程度わかる人向けの記事です。
表情を編集するのみであれば、VRCAvatarEditorが簡単で使いやすいのでおすすめです。
VRCAvatarEditor beta - がとーしょこらのおみせ - BOOTH本記事の手順を実行すると、もとのヨルちゃんで利用されているまばたきとは異なったパターンのまばたきになります。もとのまばたきを利用したい場合はVRCAvatarEditorなどを利用してください。
設定手順
龍のヨルちゃんでFaceEmo利用する場合、以下の手順を実行します。
下記リンクより、zipファイルをダウンロードし、解凍してUnityのAsset内に配置します。(私が個人的に作成した.animファイルですので、動作保証などはできません)
https://drive.google.com/file/d/1BNlJ_KDE8c1Yn-rm0bmt6i6mLoCAYqhC/view?usp=drive_link
zipファイルの内容物
"Empty.anim": 空のアニメーションです。
”blink_FaceEmo.anim”: まばたき用のアニメーションです。
0. 前準備:デフォルト表情の無効化
アバターにセットされている Avatar Descritper>Playable Layers >FXに指定されているFXをコピーし、バックアップを取ります。
FXを開き、Left HandFaceのレイヤーを選択します
「Fist」を選択し、Motionにダウンロードした"Empty.anim" を指定します。
同様に「Open」、「Point」、「Peace」…、「Thumbs up」のMotionにもそれぞれ"Empty.anim"を指定します。
Right HandFaceの「Fist」、「Open」、「Point」、「Peace」…、「Thumbs up」にも"Empty.anim"を指定します。
1. FaceEmoの適用:まばたきの指定
”Hierarchy”内のFaceEmoオブジェクトを選択し、下記の画面を表示します。
「まばたき設定」を開き、「まばたき用のアニメーションクリップを指定する」にチェックを入れます。
"None"となっているところにダウンロードした”blink_FaceEmo.anim”をドラッグアンドドロップします。
通常の手順にしたがってFaceEmoを適用します。
以上で完了です。お疲れ様でした!!
困った場合は龍のヨルちゃん交流鯖をCHECK!!!
詳しい人が助けてくれます。
以下はこれまでの手順の解説です。
上記手順でうまくいかなかった場合に読むと解決するかもしれません。
手順の解説:問題と解決策
0. 前準備:デフォルト表情の無効化
デフォルトのFXを編集しないままで、FaceEmoで右手のGunに下記の表情を作成し、割り当てました。
早速Gesture Managerで確認してみましょう。
意図しない青ざめのアニメーションが入ってしまっています。
これはVRChat上でも同じ状態となります。
原因
デフォルトの表情に割り当てられている表情の青ざめ部分がFaceEmoで無効化されずに現在のFaceEmoで割り当てた表情に加算されることが原因です。
1. FaceEmoの適用
FaceEmoはデフォルトでまばたきが無効化されます。
まばたき関連の機能は今後実装される可能性もありますが、現状は無効化されたまま利用するか、自身で専用のアニメーションを指定する必要があります。(2024/10/19現在)
ヨルちゃんのデフォルトのまばたきアニメーション(blink.anim)を指定することもできますが、まばたきの頻度が高いので、新たなアニメーション(blink_FaceEmo.anim)を作成し、割り当てています。
以上です。
以外と難しいので、困ったら詳しい人に頼りましょう。
宣伝
Boothにて箱を販売開始しました。
龍のヨルちゃんも対応しているのでぜひ!