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生きてるだけで、ポートフォリオはつくられる

ポートフォリオ。
自分の作品群とも呼べる、クリエイターとして生み出した価値を示す上で、大切なものです。

でも、それは、なかなか生み出すことができず、そのことに傷つき、苦しみ、落ち込むことがあります。

しかし、自分の人生を思い返してみると、あえて生み出そうとせずとも、生きてるだけでポートフォリオはつくられているのではと、ふと思いました。

小学生時代、たくさん友達と遊び、たくさんマンガを読み、たくさんテレビを見ていたこと。
中学生時代、小学生との違いに戸惑い、傷つき、音楽を聞きながら、夜をやり過ごしていたこと。
高校時代、好きな子を想って、胸を苦しくさせたこと。
大学時代、将来に怯え、恐れ、それでも、自分を奮い立たせていたこと。
社会人、夢を追いかけ、破れ、打ちひしがれたこと。
それら、すべては、自分の作品である。

そう思えるようになると、次の作品をつくることが楽しみになる。

そして、生きている限り、作品を生み続けることができる。

そういう風に、生きていくことを楽しみに、自分だけの作品が生まれることを楽しみに、生きていけたら、と思います。

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