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どこかの国の扉を開きたい。

旅に出たくて仕方がない。
こんなにも時間があるのに旅に出られない鬱憤を晴らすために、オンラインでどこかの国とつながる企画を考えた。子どもたちとその扉を開きたい。

ドラえもんの「どこでもドア」のように、開いたら、そこが別の国。みたいな。
今回は、それをzoomで実現しようと思った。

ちょっとでも淡々とした日常のスパイスになって、家で退屈な日々に退屈しているみんながちょっとでも元気になってくれればいい。

最初に選んだ扉は、アフリカのトーゴにつながる扉。
ゲストは中須俊治さんというトーゴと京都の染め職人さんを結ぶ起業家だ。
「中須さんと一緒にトーゴで旅する1時間」

中須俊治さんのこともし知らなかったら、今日が出会いだと思って、ぜひどこかで彼の話を聞いてほしい。 

私もたまたまオンラインで中須さんの話を聞く機会があり、その生き方と理念にすぐにファンになって、早速中須さんにラブコールを送った。この感動を子ども達にも伝えたい、と希望者を対象に今回のオンライン特別講座の開催。出会ってから2週間も経たないうちの出来事。ものすごいスピード感。デジタル時代って感じ。

 でも、中須さんが手がけるお仕事はそんなスピード感とは無縁で、ゆっくりじっくり時間をかけたお仕事。 “スマート”じゃないかもしれないけれど、間違いなく面白くて、そして、今の中学生に「かっこいい!」と言わせた生き方をしている。

 今日のお話では、子ども達一人一人に「可能性は無限大」と声をかけて、背中を押したり、肩を貸してあげたり、頭を撫でてくれるような内容で、まさに子ども達へのプレゼントのようなプレゼンだった。 
子どもたちの真剣な顔。笑顔。視野がぐーんと広がっていく瞬間。気持ちいい!

どこでもドア企画。最初の扉と最初の一歩は大成功!


それにしても中須さんの生き方は、最高に面白いんだけど、どこか危なげだから、手を差し伸べちゃいたくなる感じがずるい。
うっかりしてると、まだまだいろんな形でサポートしていかなきゃ、なんて使命感にとらわれる。あれよあれよと言う間にアフリカトーゴまで一緒に行って服を作ってもらってそうだ。

これが中須俊治さんという人の魅力。
中須さん、素敵な時間を子ども達と一緒に作ってくれてありがとうございました! 
これからも是非、よろしくお願いします!


中須さんについて https://vimeo.com/335797718

著書『Go to Togo-一着の服を旅してつくる-』について
 速読とは無縁の本。スローリーディングしかできません。ぜひ手に取って今の時代だからこそ大切にしたい時間を肌で感じてみてください。

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