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【詩のようなもの】 一陽来復。

本音を隠して
今年の締めくくりが行われている

練られた言葉は届くことなく
刺激的なマジックワードが実情を覆い
互いに認識出来ない領域が拡大

小さい子供たちは別れの道に迷い
汚れた部屋に慣れて
背負うべき罪に愛が生まれて
浮かぶ言葉は煙の如く

各々 雪の降る下で笑ってる
それが皮肉か歓びかは誰も知る由がない

各々 年を越す瞬間は
どんな形であれ 楽しくありたい

寺社の焚き火 人が集まり
悪縁 疫病 邪気諸々 お焚き上げ
もうすぐ今年も区切り打ち

本当は年を越す前にこそ
夢と希望に満ちた一陽来復を
明日にでも迎えてほしいと思ってる