【詩のようなもの6編】 最初の一漕ぎ
【最初の一漕ぎ】歳を重ねると話が長くなる
小学校の校長がそうであるように
話し上手でもないのに結論だけ遠い
意識していたいね 傾聴と尊重
簡潔に完結する日常のコミュニティ
囚われ過ぎず 手間を惜しまず
適度にリバランスを繰り返すように
距離と空間 効率と無駄
同時進行する月曜日を漕いでいく
【逆算】「お買い得」「在庫処分セール」
罠のような赤文字で染まる
ショッピングモール
目がチカチカする
年末の大掃除前に
買い溜めしておこうかな?
なんて一瞬思ってしまう自分が怖