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【Water note】詩関連〜

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主に詩のようなものをまとめています。
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#note

【詩のようなもの6編】 昼の静寂

【昼の静寂】昼下がりのテレビ おざなりに流れる映像の中 やりきれない想いが胸を締め付ける …

青空宮庫
5か月前
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【詩のようなもの6編】 僕が続く

【僕が続く】誰かが続けと願った 続くだろうか 嵐が荒ぶこの星は 形になるかは分からない …

青空宮庫
7か月前
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【詩のようなもの6編】 合縁孤円

【合縁孤円】改めて思う 人それぞれ  窓越しの景色 知らない夜もあっていい 泣いた朝 湿気…

青空宮庫
8か月前
9

【詩のようなもの6編】 思い出す為に

【思い出す為に】カーテンを開けて ピアノを鳴らして始まる1日 違う 違う これだ 音を探し…

青空宮庫
1年前
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【詩のようなもの6編】 空漠の明日、未知の自分

【空漠の明日、未知の自分】10年後の自分に手紙を書く 簡単な気もするけど難しい気もする 同…

青空宮庫
1年前
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【詩のようなもの6編】 8月の鳴鳴

【8月の鳴鳴】家の至る所から聞こえる 蝉時雨と雷鳴  夏を支配するかのように 延々と 響き…

青空宮庫
1年前
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【詩のようなもの6編】happy end summer

【happy end summer】図々しさと奥ゆかしさの中間地点 君と過ごすことで見つけた 大人たちの緩やかな自殺に 付き合う気は一切ないから 雨を受け流しながら夢を探すよ  石を投げられたって 熱に魘されたって 昨日の常識がゴミになる瞬間を見たから どんな論議も程々に  終わらない夏にハッピーを持ち込んで 始まらない夏に中指を立てて 有り合わせのハッピーエンドを繰り返すよ 【mess】語らない美学に騙される 今ってそんな感じ? 曖昧な虚構 僕らの世界 凸凹

【詩のようなもの】 金の行方

いっそのこと見てみたい 消費税100%の世界 僕らを殺せる金と人の手が どんな世界なのか 屍に…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの】モザイクアプローチ

首を千切られ 蹴っ飛ばされて 転がった先で見える 逆さま 君の笑顔 付加価値が無ければ 消費…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの6編】珠玉

【珠玉】取れない疲労感 夢も久しく見ていないくらい 眠りは浅く続く 失くしたものは沢山ある…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの】阿附

さらりと記載された 「調和が第一」 その上で意図的に 軽はずみに爽やかに阿附迎合 みんな何…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの】泡沫の恋と夏

凄凄切々 さざ波の音 前途遼遠 傷心の共存 誘なう風花 まだ夏であれ 飽き飽きしてた筈の…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの】蒼白と堕落

もうすぐ電池が切れる 分かっているのに 動けずにいる 心震える瞬間は これまでも何回もあっ…

青空宮庫
2年前
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【詩のようなもの】必至

抗えるほどの才覚 笑えるほどの胆力 必要なものが見えれば 見えた分だけ向かい風は増す 解ってくるのは 蝋燭一本に火をつけても すぐ消えること 向かいたい方角に 強く吹く向かい風を 背中を押せるよう 大炎を起こすために 風の読みに強くなくちゃ 虎視眈々と目を据えて 万全に万全を掛け合わせ 熱を帯びた風が来たら 漕ぎ出すよ 追い風に押され 気の向くままに最短で狙うよ その日のゴールラインは 必至だと決め込んで