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【Water note】詩関連〜

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主に詩のようなものをまとめています。
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#詩のようなもの

【詩のようなもの6編】 まちまちまち

【まちまちまち】先がない  逃げるしかない そう思うときほど 真夜中のラジオ聴きながら ち…

青空宮庫
4時間前
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【詩のようなもの6編】 定説

【定説】年代毎の自己啓発本を買って並べる 10代から70代までそれぞれの人生 本質的なテーマ…

青空宮庫
6日前
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【詩のようなもの6編】 菜の花探し

【菜の花探し】小さな幸せが 先の見えない不透明に 色をくれるのを知って以来 排気ガスの往来…

青空宮庫
2週間前
16

【詩のようなもの6編】 捨て始め

【捨て始め】捨てる 捨てる 捨てる 空っぽになった瞬間 拾う 拾う 拾う あげる あげる…

青空宮庫
2週間前
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【詩のようなもの6編】 願意

【願意】良くも悪くも 正論より感情表現で人は動く 面白いもの 泣けるもの 合理的にはいかな…

青空宮庫
3週間前
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【詩のようなもの6編】 なびく一月

【なびく一月】漆の上に金粉を塗したような めでたかった浮かれムードが うさんくささに急転…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 Happy Accidents

【Happy Accidents】ひととせの風がももとせの縁になる そんな未来を欲しては遠ざけて 木枯らしは頬を切るように天を摩する 一筋の希望もすれ違ってばかりで 物語にならない片言隻句が酸味を帯びて 今日の自分に竦む憂いと呪い 燃ゆる推しの背に倣いながら 明日の言葉はドキュメンタリー 感情より先に高瀬舟へ 神頼みは死に際にすればいい 誰かが嘯いた通りにメモ帳に綴じて 意図しない幸運を集めに うねる時代に流されていく 【旅路とバリ取り】「お前を信じてる」 そう言っ

【詩のようなもの6編】 冬の朝の散歩

【冬の朝の散歩】寄りかかれない君の背中 タイトルのない今日が凸凸 これからも探す恋の結末…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 チャランポラン

【チャランポラン】チャランポラン 横断歩道を渡り 少し先の大きな公園まで 歩く 走る 歩く…

青空宮庫
1か月前
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【詩のようなもの6編】 不透明な陽

【不透明な陽】枝葉末節 軋む関節 古びた遊歩道の裂け目から 時間が溢れ出す音がする 霞む…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 森の傘たち

【森の傘たち】苔むす時間の下で 言葉を持たぬまま ひとつは笑みの形を宿し ひとつは能天気に…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 出口と分岐点

【出口と分岐点】引き立て役 裏方の鏡 仰ぎ見る天気予報 終わりのない流れ作業 出口が見えて…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 最初の一漕ぎ

【最初の一漕ぎ】歳を重ねると話が長くなる 小学校の校長がそうであるように 話し上手でもな…

青空宮庫
2か月前
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【詩のようなもの6編】 自発性

【自発性】やらされてることほど 地獄なものはない 自分からやってこそ 天国が見えてくる 工夫も応用もアイデアを 形に出来てこそ楽しい 欲求をモノにできてこそ 次の問題が見えてくる 価値も貢献も強みも 重ならなきゃ誰かの為に 走るなんて難しいよな 快適なこの空間の向こう ひっそりと 何気なくから 自分の知らない自分に会いに行く それから始まる不思議な話 【警戒を解く】自己分析した末に 明確になる実力不足 突きつけられる勉強不足 昨日までの自分に 警戒を解くように 性格