デビルフォースの名場面をスクショ付で紹介する③
↓前回の記事です。
今回は、魔族たちとの戦闘を終えたところから始まります。
旅路への決意…
ベルナーを殺した邪悪な魔術師が仕向けていった、数匹の妖魔を撃破。
大切な師を唐突に喪ったことで、やや錯乱状態のルーディーです。
「次はあいつだ!」と叫びますが…。
仲間達は冷静でした。
熱くなるルーディーに対し、正論で諭す兄貴達。
仲間にしては少しドライに思えますが、現実を見なければ、この世界では生きていけません。勢いだけで旅はできないのです。
この「大人向け」感がたまらないですよねぇ…。
ただ一人、エルアネルだけは激昂しています。
殺されたベルナーを思って…というよりは、日頃から憎んでいる邪悪な魔族達への怒りが抑えきれていないのでしょうが、それでも一緒に怒ってくれて何だか嬉しかったりします。いいやつだなぁ。
ゲルダさんになだめられ、話の流れは一旦落ち着くかと思いましたが…。
声を挙げるエルアネル。
なんと500年前の伝説で、神々が人間に賜ったという「女神の剣」を、あの魔術師を探し出す手がかりとして、見つけにいこうと言い出したのです。
困惑する兄貴達。
リアル思考の彼らには、「女神の剣」だなんておとぎ話にしか思えませんが…。
あるらしいです。さすがゲルダさん、神秘的事象に博識でいらっしゃる。
もはや、目の前の手がかりのことしか頭にないルーディー。
大陸の果てにあるという「女神の剣」探しは、途方もない旅路となるはず。
「たとえ一人でも」と言い切る、その決意には凄まじいものを感じます。
感情表現が豊かでなさそうなルーディーのこと。泣くことも怒ることもせず、淡々と復讐を決意する他ないのでしょう。
そんな彼に…
洋画のような皮肉めいた言い回しで、真っ先に協力を申し出る我らがエルアネル。
高感度爆上がりすぎます。
まさかそのセリフを言うポジションがこの人だと誰が予想できたろうか。
「しょうがないなー」みたいな感じで、他の仲間が次々に協力を名乗り出ます。エルアネルのファインプレーとしか言いようがない。
そんな中、ただ一人トビアスが渋ります。エルアネルのような皮肉ではなく、本当に協力する気にはなれなかったようです。
そんなトビアスに、無理強いせずに別れを告げるルーディー。このあっさり感が「デビルフォース」を象徴していると個人的に思います。
デビルフォースでしか見られない、このシビアな人間模様が好き。
新キャラ(ショタ枠)登場!
そんなこんなで、トビアスとはここでお別れです。
そんなトビアスをバースが茶化していると…。
と、突然、可愛いのがきたーーーーーーーーーーー!!!!!!
本作のショタ枠、チェニー君が降臨です。
各人の反応がわかりみ深すぎて、とっても好きなんですが。
エルアネル可愛すぎるし、ゲルダさんママすぎるじゃん…。
心臓に毛どころか剣山でも生えているんでしょうか、とんでもないレベルでクソ生意気な少年です。これは将来が期待できます。
そんなチェニーを、会話ウィンドウいっぱいに諭すエルアネル。
僧侶であるエルアネルが、戦争について、人を殺すことについて言及するシーン。会ったばかりのチェニーを思いやり、どもりながらも真っすぐに伝えるシーン。
私はここで、「エルアネルって本当に心優しい人なんだな…」と思いました。次回作のDF2やDF3で、偏屈に、偉そうになっても、性根はこのセリフを真っすぐ言うことができる人なんだと思ってます。
そんなエルアネルが大好きです。(告白)
こんな状況でも、どこかトボけたノリな彼らが頼もしいです。
DF1は悲壮感が無いのも良いんですよねぇ…。
お別れ…と思いきや!?
港町マリンバーグに着いた一行。
トビアスとの、そしてチェニーとのお別れです。
ちなみにこのシーンのBGMがメチャメチャ格好良いので、ぜひ実際のプレイで聴いてほしかったりします。いや他のシーンのBGMも最高なんですけどね。ここは会話の良さも相まって特に。
今生の別れになるかもしれないけど、辛気臭さは出しません。
チェニーともお別れ。
チェニーを励ますエルアネル。
キャラ紹介によればエルアネルは捨て子だったそうです。孤児という、自分と同じ境遇となったチェニーが、健やかに生きられるよう心から願っているのでしょう。
「これから大変だけど、あの、ええと、その…がんばれよ」
口下手ながらも純粋な励まし方がとても好きです。
もうエルアネルがいい子すぎてこのシーンだけでもDF1は名作だわ…(言い過ぎ)。
こうしてトビアス、チェニーとの別れが描かれましたが…。
”粋”すぎるだろッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!
DiscStation内で「最高の師弟コンビコンテスト」があれば、迷うことなくこの二人に投票したい、そう思わずにはいられない二人です。
そして展開は超スピードで進み…驚きの1年後!
ルーディー達は長い船旅を終え、目的地である「聖地」に降り立っていました。
こうして物語は、次なる展開へと進むのでした…。
繰り返しになりますが、この辺りの内容は展開の超スピードさに合わせ、疾走感のある神BGMが物凄いドキドキ、ワクワク、ザワザワ感を演出しているので、是非、実際のプレイまたは動画等で確認してほしいです!
今回はここまで!