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誰にも告げずに山に入る。

ひとりで山へ登ること。
単独で山へ入ることは、あまり好ましい事ではないと、よく見聞きします。

山歩きを1人で始めてからも、何となく良くないこと、と思っていながらも、つい誰にも告げずに山へ入る。

単独行はどこでも危ないのか。
登山道が整備されている山しか登ることはありませんが、もし、何かあるとすれば、転んで動けなくなるか、体調が著しく悪くなってしまうか。
いくら気をつけていても、起こってしまえばそれはかなりの致命傷と、そしてそれはいつでも有り得ることと。

整備された登山道をただトレースしているだけなのですが、自分の足で歩き、体力や、荷物を背負い、危険な場所をそろりそろりと乗り越える。
そして麓に出ると思わず、ホッと、口に出る。

日常から少し離れて1人だけで全てを解決してみる冒険、をしているのかもしれません。
そして1人で出来た、という充足感を求めて。

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