2020/2/11/13:28~15:15
小説の感想を書いてくださった方のツイート。これを読んで、何だかしらないけれど山川直人さんの漫画、「コーヒーもう一杯」に出てくる探偵を思い出した。
すごく好きな漫画なのだが、全五巻でいまだに最後の五巻を手に入れていない。音楽、書物、縁に委せて味わう方法も結構だが、まだ切っ掛けが足りないのか自分!と少し愕然とする。
ツイッターをしておられた。同人即売会というのにもかねがね行ってみたいと思っているが、わたしの尻は餅で出来ているのかもしれない。並んでいる表紙に気持が飛んでいく。
もう何年前のことか忘れたが、山川さんの漫画を読み始めたのは「澄江堂主人」の背表紙を、確か藤沢のジュンク堂で見たのが切っ掛けだった。澄江堂ってことは芥川かと思い、手に取った。絵と装幀が非常に気に入って、そのときはお金もあったし、上中下全巻を買った。
ちなみに、それまで澄江堂日録を「すみえどうにちろく」と読んでいたのは、ここだけの話。
言われてみれば、今わたしも日記をつけている。そして、その頃も考えていたような気もするが、藤沢ーーというより、江の島あたりは芥川に縁の深い地だ。
ここのところ最近、芥川関連の話を聞く機会は多い。もちろん大作家というのもあって、その絶対数は多いのだろうが。寸前、かなり久しぶりに下町の方に行った。noteにスキを付けてくれた方も、芥川の歯車を取り上げている。
偶然だと言う方には、おっしゃる通りと言いたいのだが、その川の流れを、 わたしはある程度外から見たいと思っている。まず、自分の周りに水があると気がつくこと。どうやらそれは、わたしを乗せて流れているらしいと感じること。そして、それはどちらに向かって流れているのか想像すること。
土地や死んだ人が川の流れを作っているのだろう。わたしには感受性の問題に思えるのだが。
わたしも、生きている人間の、自由意志というものは信じている。どこかに向かう列車の中で、車内をうろうろ出来る程度の自由だ。
喉、扁桃腺まわりが少し痛むような、風邪の私的前兆風症状が出ている。昨日のことを考えると、さもありなん。画期的なアイディアが思いつかないので、とりあえずりんご一個と乳酸菌飲料を買いに行く。
あとは生姜と、芥川にちなんで「葱」でも買おうか。どこぞの男の子をがっかりさせないといいのだが。
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