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抵当権抹消手続きで法務局へ行ってきた感想

はじめに

2024年5月17日に住宅ローン一括完済し、その後立ち塞がる「抵当権抹消手続きVS法務局との戦い」のロードも、完結編をお届けできる日が来た。
本日6月10日、ラスボスの城に装備を整えて特攻し、見事に勝利を掴んできた。
これはそのエンディングである。

1:修正箇所について

ゆうパック(青)で郵送した渾身のパワーで作成した書類は、結論私が頑張って記入した書類(登記申請書)はノーミスだった!ハラショー!
何が抜けていたかというと、王様(銀行)でもらう三種の神器(書類)のうちの「抵当権設定契約書」というところの、「物件の表示」だった。
この書類のタイトルは銀行によってかなり異なり、つまりは「うちの抵当権を解除とか放棄とか抹消とかしますよ」という内容の書類。
その他二つは、「委任状」ってのと、「登記識別情報通知(シール付き)」なのでわかりやすい。
この「解除しますよ」と言いつつ、どこのどういう物件なのか?という全てが抜けていた!ということだった。
人生初で多分最後の訪問になる法務局で、再び合間見えた書類には、確かにその情報がすっぽ抜けていた。
「申し訳ありません、この部分も自分で記入するんですね」
と謝罪した。
しかし担当の方は、『銀行で記入してくれるもの』と遠回しに教えてくれた。本当にまちまちらしい。
その窓口で、その空白スペースに「これを記入して」と教えていただき、記入して提出したらラストバトルの終焉だった。
ちなみに、
「銀行からの書類なのでミスは許されない」
というお言葉に、手の震えが止まらなかった。頑張って書いたよ!

ちなみに、テンプレで勉強して下書きしておいた書類は意味無く、提出しておいた登記申請書の不動産の表示部分を「ここからここまで書いて」という指示で記入した。
ネットのテンプレも正しくはないというか、参考程度であった。

2:気になっていたところの確認

最後に、書類作成で気になっていたところを教えてもらった。

①「登記申請書」の「原因」の部分だ。
全部ローンを完済した日付の後、見本だと「解除」になっているからそのまま書いてしまった。
しかしこの部分は、私がローンを払っていた銀行からの種類の「抵当権を抹消する」と記載のあった「抹消」を記入するのが正しいそうだ。
だから皆さんも、自分のもらった書類の文言が優先ですよと、覚えておいてください。

②そして「訂正」の方法。
二重線を引いて文字の側に捺印(三文判で可)で正しいそうだ。よかった。

③書類に記載する漢字について
「略式は不可」だって。
めんどくさい画数の多い漢字を、略式に書く癖がある。しかしそれは不可出そうだ。
「正しい漢字」を書くこと。

3:今回訂正修正について準備したこと

予想がついていた部分は結果的に正しく、「抵当権設定契約書」に「物件の表示」が銀行側で記入してくれていなかったことだった。
その準備で、ネットで画像を見まくって「テンプレ」を参考に下書きを作成して持参した。
その際、
・ローン完済時の銀行からの書類全部
・物件情報テンプレに沿った下書き
・身分証明書
・ハンコ
・ボールペン
・ホチキス
を持って法務局に行った。
結果、ホチキスとかは不要だった。修正しなかったのでハンコも不要だった。
ただ、担当者の名前を聞かれたので、事前に電話しておいてよかったと思った。

4:感想

一番のネックは「銀行からもらう書面三種が、銀行ごとに違う」ことだった。
文言も記入内容も自由過ぎるだろ!
私ももっといっぱい事例の動画を見ておけばよかったと思う。そうすれば対策も違っていただろう。重ねて反省する。
実際、書類がまちまちでなければ、そう難しいことじゃないのよ。
銀行さんで一律のテンプレで統一してくれませんかねえ(涙)。

とりあえず人生初で最後のクエストが終わりました。
法務局の担当様、丁寧なご指導ご鞭撻に心から感謝いたします。
ありがとうございました。

おまけ

サムネの蘭。京都植物園温室より

熱帯の花は綺麗で鮮やかで元気をもらえます。

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