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柳橋芸者が屋形船で《エッセイ》

浅草橋を隅田川に向かって歩くと、そこは台東区柳橋。江戸時代、新橋芸者と並び人気を博した柳橋芸者の町も、今や人通りは極端に減る。

神田川が隅田川に合流する手前にある。橋の向こうは中央区。

神田川にかかる柳橋の袂には、釣り船屋であり、佃煮屋でもある小松屋が、昔ながらの姿で佇んでいる。

創業は明治14年だが、今も趣のある佇まい。

橋自体は新しくなってしまったが、橋から船を覗いてみると、芸者衆が三味線を弾き、踊る姿が目の前に現れてくるよう。

屋形船や釣り船の停泊所。奥に見えるのが浅草橋。

隅田川テラスを歩く機会があったら、ぜひ江戸時代へタイムスリップしてみてもらいたい。大丈夫。5分も歩かずに現実の世界に戻れます。最近はカフェも人気だとか。

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