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馬鹿の話(超短篇小説)

世の中みな馬鹿になった。一番馬鹿な俺が言うんだから間違いない。
でも、自分が馬鹿だとわかっているのなら、それほど俺は馬鹿でもないのかもしれない。
だから回りがみな馬鹿に見えるのだ。
一番馬鹿な俺が言うんだから間違いない。

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