台東区の文化遺産紹介シリーズ第1回 幡随院長兵衛の墓

画像1 お墓は源空寺にある。長兵衛は江戸初期の町奴(旗本奴に対抗して、はでな服装で江戸市中を横行した町人出身の侠客。男伊達)。本名は塚本伊太郎。日本の侠客の元祖と言われている。町奴の頭領として長兵衛は旗本奴の水野十郎左衛門と張り合うが、慶安3年(1650年)4月13日、水野の騙し討ちにあって没する。(年36) 『極付幡随長兵衛』など歌舞伎や講談の題材となった。
画像2 源空寺は東京都台東区東上野にある浄土宗増上寺の末寺。 五台山文殊院と号する。本尊は円光大師(法然)像。寺号は法然の諱である源空に由来する。墓地にある高橋至時と伊能忠敬の墓はそれぞれ国の史跡に指定されている。また、日本画家の谷文晁の墓(都の指定旧跡)もある。
画像3 銅鐘は台東区有形文化財に指定されている。

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