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spinel3
心の居場所(エッセイ)
長濱ねるのエッセイ『島の母』を読んでいて、自分にとって心の居場所はどこなんだろうと思った。
60歳のうち約50年を東京の実家で暮らしたのだから、普通ならば実家となるのだろうが、私には実家が心の拠り所という気にはあまりならない。かと言って、働いたことのある仙台、群馬、愛知、伊豆もそれには当たらない。
そう言えば小学生の頃、夏休みに田舎のおじいちゃんやおばあちゃんのうちに行ってくる、と言っていた同級生が羨ましかった。
そうなると、残りの人生の中で自分の心の居場所を見つけなければならない。
三年前から一人旅をするようになったのは、そんな理由があったのかもしれない。
今年も年三回は一人旅をしたいと思っている。心の故郷に出会えるのか、今からワクワクしている。