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日曜美術館を見て 黒田辰秋 2025.2.16

久しぶりの感想。
今回のテーマは黒田辰秋。木漆工芸家。
赤漆を塗った作品は見る向きによって光が動き、新しい顔を見せる。螺鈿も好き。
「自分の作品は地球と代えられる価値を持っているか」と本人は語ったが、そんなものがあるわけない。民藝は人間のためであり、アートは自己満足にすぎない。黒田辰秋はそれを知っていて、それでも理想に向かって進んでいったのだろう。

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