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小泉喜美子『弁護側の証人』読了
出てきた弁護士は小泉喜美子が翻訳したクレイグ・ライスの登場人物マローン弁護士を意識したのか。小泉喜美子の生き方からして、クレイグ・ライスに似たところがある。新宿で酒に酔い、階段から落ちて、51歳で死んでしまった。(因みにクレイグ・ライスはアル中で49歳で死んだ。)
この作品は古典的名作だが、あまり知られていなかった作品で、今回復刊したおかげで再び日の目を見ることができた。昔読んだので、結論は途中で思い出してしまったのが、本当に残念だった。
ネタバレにはならないと思うので、最後に疑問をひとつ。一体誰が多額の相続するのだろうか。