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日曜美術館を見て

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『日曜美術館』を見た感想を綴ります。美術に興味を持ち始めたのは、ほんの最近ですが、素人ならではの新しい切り口で語れればいいかなと思っています。
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#釉薬

日曜美術館を見て(2023.2.12)

日曜美術館を見て(2023.2.12)

今回は陶芸家、板谷波山がテーマ。
工芸品だった陶芸を芸術品の域にまで到達させた人物で、幾つかの作品が紹介された。

その磁器は繊細な文様を浮き彫りで作っている。釉薬の開発にも力を入れ、独自の葆光釉を開発する。葆光とは光を包むという意味で、その作品は釉薬の名前のとおり、柔らかな色合いで、日本の春を思わせる暖か味が感じられる。

波山は、東京美術学校で高村光雲と出会い、彫刻を学ぶ。その後、石川県工業高

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