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水木三甫
2022年11月13日 10:01
「廃仏毀釈」は明治政府が神道を国教にするために、長年に渡り神仏習合を基礎とした日本の宗教を分断した取り組みのこと。天皇を神の子孫とすることで、日本をひとつにまとめる必要があったと言う。西洋と対抗するためには、そうせざるを得なかったのはわかる。しかし、その方針の結末が太平洋戦争への突入、敗戦となった。諏訪大社も神宮寺であったが、寺部分は破壊され、仏像などが近隣の寺に避難したことで、現存する。