わたしについて
幼稚園からの幼なじみと食べたランチ。
実家で家族といる時のわたしは
空きコマで友だちと話す時のわたしは
授業中大学の先生と話す時のわたしは
バイトをしている時のわたしは
サークル活動をしている時のわたしは
見ず知らずの人と話す時のわたしは
仲のいい友だちと遊ぶ時のわたしは
自分がかつて、こうありたいと願い描いたわたし
に、なれていたと思う。
何事にも挑戦的で、責任感が強くて、ある程度のことはしっかりこなせて、人とおしゃべりするのが大好きで、いつもなにかにわくわくしてて、効率よくときに好きなことを優先して、嫌なことがあってもポジティブ精神を忘れない、思い切りと自分よりも他人を思いやれるようなわたし。
少し過剰評価、けど大体合ってる。
マイナスなことも、とにかく無理やりプラスに捉えていた。
自分が落ち込んだ時も、人生の試練を1つ乗り越えられると信じて前を向いていた。
理不尽なことも、自分を成長させるためのものだと食らいついていた。
自己犠牲の上に成り立つ理想の自分が好きだったから、どんなにしんどくても頑張れた。
1人になった時に、なんとも言えないどうにもできない暗い感情が押し寄せていても、自分を助けてあげることができなかった。
その結果、今のわたしがいる。
今のわたしは、いつも緊張している。
家族にも誰にも見せることができない暗い感情を、自分だけにぶつけて勝手に自分を傷つけている。
人前にいるわたしを保つのに必死で、すぐ崩れてしまうくらいに脆い。
以前の自分に戻りたいという気持ちと、過去も今もすべてまるごと無くしてしまえば楽なのにという弱い気持ち。
今のわたしは大嫌い。