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たまには自分で調理してみる

明日は何の日?どうやらさつまいもの日らしく、

とても美味しそうなさつまいもが売っていた。

早速調べてみたら、1987年に埼玉県川越市の

「川越いも友の会」が、10月はさつまいもの旬で

あり、13日は江戸から川越までの距離が約13里

なので、「栗(九里)より(四里)うまい十三里」

ということで、10月13日に決まったらしい。

私は大のさつまいも好きという訳では無いが、

焼きいもは美味しいと思うし、浅草に行けば必ず

美味しい大学芋を買って帰る位には好きだ。

しかし、生のさつまいもを買ってきて自分で調理

する程に好き!!と言う訳ではない。

そんな私だが、今日は思わず手にしてしまった。

見れば見る程に、綺麗な色をしたさつまいも。

このさつまいもを、一体どうしたものか。

大学芋を美味しく作る自信はない。

かと言って、石焼き芋には到底出来ない。

少し考えて、とりあえず皮を剥いてみる。

美しい衣を脱いださつまいもは、お肌もしっとり

見事なまでに美しい黄金色である。感服だ。

こんな美しい私に飾りなど一切要らない!!と、

言わんばかりの艶やかさ。野菜コンテスト優勝。

しかしグランプリも束の間、残酷なまでに薄く

輪切りにしてシンプルな素揚げにすることにした。

同じく黄金色に輝く高温の油の中で、負けじと

存在感を露わにする見事なまでに黄金さつまいも。

ゆっくりジワジワと水分を蒸発させながら、

少しうねりつつ旨味を凝縮しているに違いない。

ほんのりときつね色に進化した熱々のさつまいも。

同じく黄金色のビールを片手に、いざ、実食。

驚く程にほくほく、ほんのりと甘みが口に広がる。

味付けは、当然ながら一切不要だと主張する。

さつまいもって、こんなに美味しいんだと、

改めて思い知らされた。さつまいもの日恐るべし。

他の食材が入る隙を与えずに、さつまいもを食す。

フライングしつつも、今日という日に感謝して、

少しぬるくなったビールを一気に飲み干す。

さつまいも。それは秋の実り、食欲の秋、万歳。

素晴らしき完食。


#今日やったこと  

#さつまいも #調理 #食欲の秋  

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