1.不妊治療⑪ 不妊生活3年目 自己注射と私の13日間
こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。
前回は、院長先生から体外受精のスケジュールをいただき、採卵をするため自己注射をするように言われます。看護師さんに自己注射指導をしていただき、なんとか自分で自己注射ができるようになったというお話でした。
診察
さて、前回でもお話ししましたが、体外受精をするにあたり院長先生から、このような「体外受精スケジュール」をもらいました。
このスケジュールにそって、今後自己注射をしたり、薬を服用したりするとのこと。自己注射指導をした後日、院長先生から体外受精スケジュールの裏に「この日にこの薬液の注射を打つ」など細かく記載していただきます。
「ちょっと緊張していたようだけど、自己注射大丈夫そうだね」
院長先生が何かを見ながらそう言っていたので、恐らく自己注射指導をしていただいた看護師さんからの報告を読まれたのでしょう。改めて、自己注射がOKになったとほっとしました。
体外受精スケジュール①
今後のスケジュールはひとまず下記とのこと。
［1日目〜5日目］排卵誘発剤の、
・HMGフェリング 300単位
・フォリルモンP 150単位
を自己注射。
5日目に診察をして今後のスケジュール記載。
HMGフェリングとは
HMG製剤;下垂体性性腺刺激ホルモン製剤。卵巣を直接刺激して、排卵を促します。
フォリルモンPとは
FSH製剤;卵胞成熟ホルモン製剤。LHがほとんど含まれていないFSH製剤で、卵巣に直接刺激します。
HMGフェリング（バイアル）が300単位なので、1つ/150単位×2本。
フォリルモンP（アンプル）が150単位なので、1つ/150単位×1本
上記をアンプルに入った1ccの生理食塩水で溶かし、注射器で吸って自己注射します。注射を打つタイミングは午前が良いとのことだったので、仕事が始まる前の朝9時打つようにしました。（テレワークで本当によかった）
これをスケジュールのとおり5日間繰り返しました。
体外受精スケジュール②
診察で、卵子の様子をチェックしてもらいます。ちょっと卵子の大きさが揃っていないとのことで、薬の量を調整するとのこと。
［6日目〜10日目］排卵誘発剤の、
・HMGフェリング 450単位 を自己注射。
・レルミナ1錠 服飲
10日目に診察をして今後のスケジュール記載。
レルミナ錠とは
GnRHアンタゴニスト;早発排卵防止薬。脳のホルモン分泌をコントロールする成分に直接作用して、排卵に関係するホルモンを抑える作用し、これによって、タイミングのよい採卵をコントロールします。
フォリルモンPがなくなり、HMGフェリングの量が増えました。
HMGフェリング（バイアル）が300単位なので、1つ/150単位×3本。
レルミナ錠は必ず食前（できれば朝食前）に1日1回服用。内服後30〜60分開けてから飲食とのこと。なので、レルミナ錠服用→自己注射→朝食というルーティーンとなりました。これをスケジュールのとおりまた5日間繰り返しました。
注射を打っている時、痛くないようにとてもゆっくり溶液を注入するので、焦らないようにYouTubeを見ながら打つことにしました。「ジャックのゆっくり解説」面白い。（ジャックのゆっくり解説室 - YouTube）
体外受精スケジュール③
診察で、卵子の様子をチェックしてもらいます。薬の量を調整したのがよかったようです。順調に卵子が育っているとのこと。
［11日目〜13日目］排卵誘発剤の、
・HMGフェリング 375単位 を自己注射。
・レルミナ1錠 服飲
13日目に診察をして今後のスケジュール記載。
HMGフェリングが375単位なので、バイアル1つ/150単位×2本。アンプル1つ/75単位×1本。
体外受精スケジュール④
診察で、卵子の様子をチェックしてもらいます。順調とのこと。さあ、ラストスパート。
22時に必ず時間厳守で自己注射するように言われます。もし失敗したら必ず連絡するように、と言われたので結構大事な注射のようです。
［13日目］22時。排卵誘発剤の、
・ナフォリルモンP75 hcg5000単位 を自己注射。
ナフォリルモンP75とは
下垂体性性腺刺激ホルモン。女性不妊症のうち視床下部−下垂体系の不全に起因するもので、無月経、稀発月経又は他の周期不順を伴うもの、すなわち尿中ゴナドトロピン分泌が正常か、それより低い症例で他の内分泌器官（副腎、甲状腺など）に異常のないものに用いられる。
引用：富士製薬工業株式会社HP一部抜粋
そして、14日目は何もせず、ついに15日目に採卵日となりました。
次回は、痛い？痛くない？体外受精のための採卵。です。
次回もお楽しみに！
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