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4.旅日記⑥ ベルギーブリュッセル 魅惑の美術館巡り、の前の日。テロかと思ったら、どうやら違うようです。

こんにちは。
ジブリ大好き「みずき杏仁豆腐」です。

いつもは私の不妊治療の体験談をアップしていますが、今回は「旅」についてお話しします。

前回の旅日記はこちら!

私と美術館

私は美しいものが大好きです。

その影響で今は転職しデザインのお仕事をしているのですが、そもそも子どもの頃から親に美術館へよく連れて行ってもらっていたように思います。もしかすると親が英才教育よろしく連れ回していたから、好きになったのかもしれません。

なので今でもアートや美術館が大好きなので、海外旅に行った際はもちろん夫を連れまわし有名な美術館に向かうのがもう恒例となりました。

新婚旅行で行ったポルトガル・スペインでも夫を有名な美術館に連れまわした結果、今まで美術館に全く興味がなかった夫が興味を持つようになりました。(きっかけはピカソのゲルニカとのこと。影響力が凄い)やはり連れまわし効果はあるのかと納得しつつ、これで堂々と美術館に連れ回せると嬉しい誤算になりました。

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今回はブリュッセルで有名な美術館といえばと聞かれ上位に出てくる「ルネ・マグリット美術館」「ベルギー王立美術館」この2つの美術館に実際に行ったので、今回は前編として「ルネ・マグリット美術館」のお話しをしようと思ったのですが。。。

その美術館に行き着くまでに「色々」とあったため、そこを飛ばして話せない!いや話したくない!ということで、まずは美術館に行く「前日」のお話ししたいと思います。次は必ず「ルネ・マグリット美術館」のお話をしますので、マグリットファンのみなさま、少しお付き合いください。


さあブリュッセルの美術館へLet's Go

当日の様子から振り返ります。

ついに今日はとても楽しみにしていた「ブリュッセルにある美術館を一日じっくり堪能する日」です。大きい荷物は前もってロッカーに預けないといけないので、すぐに貴重品と分けれるように小さい鞄も準備済み。

「さあ行こう!」と意気揚々に夫と共にホテルを出ると、突如大きいな道路の方向からスモークに大きな爆竹音、そして大勢の行進する人たちが見えました。熱気がすごいです。

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(動転しつつもバッチリ写真を撮っていた私)

「まさか、テロ?!」
がたがたブルブル震える私に対し、なぜか平然としている夫。大丈夫、大丈夫と進む夫に引っ張られながら歩きますが、一体何が大丈夫なのだろう。もしや何か知ってるいるの!?と混乱しながらも夫に連れられ進み続けます。

練り歩く団体から離れ、ブリュッセル王宮の手前のがひらけたところに出ると、さらに大勢の人たちが。さきほどの物々しい雰囲気とは一転、親子連れや出店や観光客などが溢れかえっています。まるで「祭り」です。

流石にこの頃には「テロではない」ことは、私にもわかります。スマホで今日がなんの日か調べてみると、

5月1日。そう、メーデーです。

ヨーロッパでは、メーデーは祝日扱いのため、労働者たちは主張しながら街を練り歩き、それこそお祭りように楽しむイベントのようです。日本ではあまり意識をしたとがないメーデーだったので、すっかり頭から抜け落ちていました。

本日はどうやら王宮前では過去の路面電車がいくつも並び、順にメインロードをパレードしていくようです。これだけ路面電車が揃うと圧巻。そしてこの人の多さよ。

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夫に最初からメーデーだと知っていたのかと聞いてみると「全く知らなかった」とのこと。先ほど大丈夫と言ってたのはまさかの感でした。
(こ…こいつ)
心配性の私とマイペースな夫。こういう所でも性格の違いが出ます。いっそマイペースに慣れたら楽なのでしょうが、性分なので仕方がありません。怒りよりも脱力の方が強かったです。ひとまず何事もなかったので良しとしましょう。


まさかの本日は祝日

なんでも、美術館、博物館などの商業施設は、祝日なので一斉に「休み」となるそうで。つまり今から行こうとしていた美術館も当然お休みなわけで。

痛恨の下調べミス。
美術館の前で崩れ落ちましたが、1年に1回しかないメーデーの日をこのブリュッセルで体験できるのは逆にラッキーかもしれない、とすぐさま気持ちを切り替え、その日はパレードを横目に見ながら、ブリュッセルの街を大規模散策することにしました。

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るるぶになっている有名な場所の一覧が載っている地図や、GPSを使ってほぼ一日歩きました。やはり日本と全く違う街並みなので、歩いているだけで楽しいです。

路面電車パレードを横目にのんびり公園内を歩いたり、教会に行ったり、街が見渡せる高台に行ったり、迷ったり、買い食いしたり。

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この日市内を15キロほど大散策に、さすがに歩きすぎてヘロヘロになりながらホテルへ戻りました。

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(あ、壁にタンタンのアートが!)

予定とはだいぶ違いましたが、市街地を一面に見下ろした景色はとても美しく、良い思い出となりました。

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決戦は次の日

そんなこんなで、ベルギー滞在に残された日数はあと明日の半日ほどしかありません。

次の日、夕方にはドイツに向かうためのフライト時間があるため、14時ごろにはブリュッセル中央駅を出なくてはならないので、ほぼ駆け足の美術館巡りとなります。(本当に走りました)

次回はついに「ルネ・マグリット美術館」のお話をしたいと思います。駆け足ではありますが、Open前に並んだ甲斐があり、じっくり余すことなく観ることができました。

次回もお楽しみに!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
ご意見・アドバイス・感想 等 頂けるとうれしいです!





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