(裏技か?)少年ジャンプと平仮名の覚え方????
うちの三兄弟⑦生まれた時から週刊少年ジャンプがある家に育った三兄弟(私の趣味(笑笑)
伏線として私のことを少し。小学校に入る前から記憶力がよく、平仮名や簡単な計算など、かなり幼い時からできたので、親は期待したようだ。
しか~~し!小学校に入って、教科書がスラスラ読めたのがいけなかった。
授業がつまらないので、マジメに聞かずに遊んでいる間に、当然カタカナ・漢字と進む。他の教科もどんどんわからなくなり、あっという間に「落ちこぼれ」これを小六まで引きずる‥‥‥ズルズル‥‥‥
自分のように育ててはいけない、と決心した新米おかあさん。学校に入るまで、平仮名なんて、教えないぞ!と、誓う(けなげ~~~)
長男 ムウの場合
我が家にいつもあった、週刊少年ジャンプ。ある日、漫画の💭フキダシを指差し「これは何だ」と、教えろと言わんばかり。悩んだ新米おかあさん、プラスチックで出来た積み木のようなオモチャ、表は動物や植物など絵、裏は平仮名が書いてあるのを見つけてムウに与える。
例えば、二つのその積み木を合わせると亀の絵になる。それを裏返すと「か」「め」と、書いてある。
瞬く間に平仮名を覚えたムウは、ジャンプに向かう。しかし、ジャンプは漢字はフリガナがふってあるが、カタカナには、フリガナが無い!(当然)
ムウは、また指差す。ハイハイ、カタカナね。
同じオモチャは無く、カタカナのジグソーパズルを見つけた。そのパズルが完成したら、カタカナの五十音を読んであげると、約束。そして、ついにカタカナが読めて、ジャンプが読めるようになる!
ムウは、2歳で平仮名、3歳でカタカナが読めたので、3歳から週刊初年ジャンプを読むようになった。(ダメだ!これでは私と同じになる!)
書くのだけは教えないぞ!と決めた私。小学校に入る直前に「自分の名前くらい書けた方がいいよ」とのママ友のアドバイスで、小学校入学二か月前、ムウが6歳の時に焦って、教えたとさ。
次男 カアの場合
言葉が遅く、四歳になっても、物の名前も覚えない。わんわん、にゃんにゃん、すら言わない。‥‥困った!万事休す(ノД`)・゜・。
そこで、たまたま、兄のムウの本についてきた「あいうえお表」絵付きで、「あ」の横に「アヒルの絵」
これだ!
さりげなくカアが通る部屋の壁に「あいうえお表」を貼った。
2~3日は気づかず、ある日、「あいうえお表」の「絵」に気づいた。これは指さすので「アヒル」と教える。俄然、興味を持ち、あっという間に絵にある物の名前を覚え、急に言葉を覚え始めた。
さらに、少しすると「絵」のそばの「字」平仮名に気づく。これはと指さす。それは、と、ジャンプを見せながら「字」であることを教える。そしたら、あっと言う間に平仮名を覚えた。さらに。
その頃、ムウは小学校だったので、字を書けるようになっていた。ライバル心旺盛なカアは、ムウの真似をして覚えたての平仮名を書き始めた。
かくして次男カアは、四歳にして、平仮名を読み、書けるようになった。興味というのはすごいものだ。言葉も出なかった子がたった一年で、大きく成長したのだ。
最後に、三男 ツンの場合
ツンが生まれた時は、すでに「あいうえお表」は貼ってあった。しかも、夢中で書いているカアを見ている。
ツンが二歳の時、何かを殴り書きしているので、のぞくと平仮名だった。
驚いて「これ、なんて読むの?」と聞いたら
「知らない」という。ツンには、「字」は絵だったのだ(´゚д゚`)
その後、そのうち読めるとタカをくくっていたが、書いていても、ついに年長さんになっても読むことはなかった。
彼に平仮名を教えるのは大変な作業となる。
小説も漫画もアニメも、先読みして最初のシーンだけでラスト言い当てるほど読解力、洞察力があるのだが、その言葉を覚えるのに、言葉を理解できないと覚えられない、という特殊な子だった。そのため覚えるまで、人より大きく時間が必要だった。
ツンの試練は、いずれ、そのうち。
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かあさん、僕が帰らなくても何も無かったかのように生きていってね