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Love's night#5
「それで?」
「驚いてたけど、もう来ることになってるから、とにかく会うだけ会うって」
「そう」
勢(せい)の中に複雑な思いがよぎった。
比留川(ひるかわ)のその時の驚きは、おそらくタカネの想像以上のものだったに違いない。
勢の顔に暗い影が射したので、タカネは勢の手を握って来た。
「勢、大丈夫よ。大切なのは私達の気持ちなんだから。
私達、もう何度も話し合ったでしょう。
私、ちゃんと更冴ちゃんのママになる覚悟できてるのよ。
確かに私達、まだまだ若いけど、三人で新しい家庭を作っていこうって約束したよね」
勢はすぐに返事ができなかった。
今日のこの事態に至るまで、タカネと別れるチャンスは何度もあったはずた。
いや、別れる云々以前に 今の関係になることを阻止することもできたのだ。
真実を確かめることを恐れながら、自分の気持ちをセーブすることができなかった。
勢は自分を責める以外、平静を装うすべがなかった。
ありがとうございましたm(__)m
Love's night#5
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