エンドレスヒール#57 -3.11
2010年初頭 ノアヒール体験講座 誘導瞑想
誘導瞑想は、目をつむり須藤聡子さんの声にしたがって、自分の中でイメージしてゆく。
午後からの瞑想の中で、いくつかテーマがあったのだが、特に和美が印象的に覚えていることがある。
それは 「箱」だ。
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その前日 和美は自分のブログに良く来て下さる 占いをリンクしてあるサイトにお邪魔した。
「今日の占い」と称していたが、もう12時を回っていたので、翌日、つまりノアヒール講座の日になっていた。
その占いは、リンクしてある場所をクリックすると、
「深呼吸して クリックしてください」
と 下に押す場所があり、時々 押して愉しんでいた。
押すと、今日の占い の内容、アドバイスのようなことが書かれている。
その日も 押してみた。
「あなたの中に 女の子がいます。出たがっているので、外に出してあげましょう。」
・・・とても 不思議な内容だ。
たいていは、簡単なアドバイス。たとえば
「今は 思うとおり進みなさい。あなたは間違っていません。」とか
「少し落ち着いて考えてみましょう。立ち止まることも必要です。焦らずに。」など。
とても普通の アドバイスなのだ。
・・・私の中に女の子がいる?何かの比喩なのか?出たがっているのは何故?
何を心に抱えているのだろう。
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さて、誘導瞑想。目をつむり須藤聡子さんの声に耳を傾ける。
「目の前に箱があります。どんな箱か 覚えていましょう。」
「蓋があるか 無いか 覚えていましょう。」
「その蓋を開けてみましょう。何が入っているか見て、取りだすか そのままにするか 決めたら また 蓋を閉めましょう。」
それから、須藤さんがグループ分けをした。
「今ので、最初に思ったグループと若干変わりました。」
そう言いながら、4人~6・7人のグループに分けられた。
和美は4人のグループで、初めて会った人ばかりだった。
そして、須藤さんが言った。
「向かい側に座っている人とは、意味があります。
何かしらの縁があるかもしれません。
まず、自己紹介をしてください。
それから、今 見たことを順番に話しましょう。」
「岬 和美(みさき かずみ)です。よろしくお願いします。」
次に和美の隣の人が名乗り、和美の向かい側の人が口を開いた。
「戸来 百香(へらい もか)です。」
これが、和美と百香の出逢いだった。
続く
2011年 5月13日(金)
エンドレスヒール#57 -3.11
かあさん、僕が帰らなくても何も無かったかのように生きていってね
次回 エンドレスヒール#58 へ続く
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