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嬉しい電話

夜中に突然電話が鳴った。

以前、勤めていた会社の社員さん

年齢は 息子より一つ下だったが、彼がバイトをしていて、その後大学卒業とと同時に その会社に入社した。

パートのおばさんは、バイト時代から 息子のような気持ちで、時々 年齢不詳の方々と一緒に、カラオケなんぞに行かせていただいた仲。

「A です。実は今度結婚して・・。」

淡々と聞く私。

実は私には予感があった。

というより、ちょっと情報があったのだ。

淡々と

「おめでとうございます。」

と言う私に、彼は戸惑いながら、相手の名前を言おうとする。

クスッと、私が笑う。

「あれ?もしかして?」

「私が、最後の部署で仕事した時に、一緒だったひと(女性)でしょ?」

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春ごろだったと思う。

私は偶然、その時の会社で、上司(バリバリのキャリアウーマン(死語?)に会った。

その時は、お互い挨拶しかできなかったが、その後メールのやりとりをして、この二人が結婚することを知ったのだ。

その上司は女性。

当時から時々 誕生日占い(数秘術・統計学上のもの)を趣味で友達にしていたが、彼女にたまたま頼まれてした時、90%以上当たっている、と言われ、その年数運のアドバイスがピッタリだったらしく、様々な事情で一番大変な時だった(何年もたってから聞いた)時だったのが、その数年後には結婚して、私が仕事を辞める頃は母親になっていた。

私は数秘字に現れた統計学上のことを言っただけで、

 「見えない」「聞こえない」から

霊能力者ではない。

あくまで、統計学上、そういう傾向があるよ、という話をしただけだ。

だが、彼女に言わせると、その私の言葉が転機になったらしい。

そんな彼女、当然 会社を辞めても、年に数回の交流はあった。

「Bさん(彼女)に偶然会ってね。」

「なんだ。二人で、驚かそうと思ったのに。」

空気が読めなくて、ごめんなさい

奥様に変わった。

「知らないと思ってたのに。」

と残念そう。

「最後に飲み会した時、私じゃないけど誰かが、『付き合ってる人いるの?』って聞いたら、「いるけど、付き合い始めたばかりで」って言ってたじゃない。

Bさんから話を聞いた時、そのこと思い出したの」と私。

二人は同い年。

二人とも、息子と娘みたいなものだ。

でも、嬉しいじゃないの。

もう、何年も前に辞めたパートのおばさんに、わざわざ電話くれるなんて。

なんて いい子たちなんだ。(もう、大人ですが)

彼とはよく カラオケに行った、と書いた。

そう、彼女とは全く違うメンバーでカラオケに行っている。

二人とも、とても特殊な、普通の人が知らない・歌わないようなマニアックな歌を歌っていた。

二人とは別々にカラオケに行ってたが、その共通点に気づくべきだったなぁ

そうそう偶然会ったBさんだが、メールでは、今すぐにでも「会いたい」ようなことが書いてあるけど、超多忙で、なかなか会えない。

仕事も出来るし、夫も子供もいるから、忙しいのはハンパじゃないんだろう。

Aさん夫婦  Bさんの忙しさ

何にしても、嬉しいことだ。

人との繋がりは、何で切れて、何で繋がっているか、わからない。

想いがあっても、届かない時もあれば、思いがけず繋がっていたことに気づいたりする。あ、そうだ。

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去年 今 通っている学校で彼を見かけた。

彼は、もう卒業と言ってたな。

その時 私は、久しぶりに

「生きていれば、またどこかで会えますね。」

とメールしていた。 

こんな嬉しいことが、たまに降ってくる。

人生は、捨てたもんじゃない。

(‥‥‥今から10年くらい前の出来事でいた(汗💦)

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(__)m

嬉しい電話

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