「人は夢を二度見る」のMVの好きなところや解釈を書いてみる。
こんにちは。
この記事では「人は夢を二度見る」のMVの私が好きなところや自分なりの解釈をシーン毎に分割しながら順に追って書いていきたいと思います。
考察は少なめだと思います。
負担でなければ、YouTubeでMVを見ながら見て頂くと分かりやすいと思います。
始まり
山下美月の「はぁ...」というため息から始まります。2023/3/29のmizukitalkで、このMVでは浪人生の設定だと言っていました。
一方で、もう1人のセンターの久保史緒里は職員室で先生から怒られているところから始まります。
山下美月は浪人生で、久保史緒里は高校生。
実際に山下と久保は2歳差です。
山下美月は 1999/7/26
久保史緒里は 2001/7/14
実際の年齢差をMVにも持ち込まれてるのがとても好きです。2歳差なのかはわかりませんが、少なくとも年齢差は作られていると思っています。
"くぼした"の"かきさく"との邂逅
山下と久保が、2人を挟む形でフロントにいるかきさくと合います。
やまかき と くぼさく
それぞれのコンビの軽やかでテンポの良いダンスが好きです。それから、くぼしたの不安そうな表情。
ここで特に好きなのが、やまかき。
賀喜遥香は山下美月に憧れて乃木坂46に入りました。山下美月が賀喜遥香を導いたとも言えます。
でもこのMVでは逆で、賀喜が山下をあるところへ導きます。それがサビのみんなのいる階段とエスカレーターのステージ。
(あと美月ちゃんの赤いワンピース好き🥹)
不安そうな表情のくぼしたと笑顔のかきさく。
この対比も綺麗です。
サビの入りとNOGIZAKA46
1:23 「鏡に映る知らない他人」で
やまかき、くぼさくがお互いに手をとってクルクルと回転してサビに入ります。ここの数秒に色々詰め込められていて、とても好きです。
クルクル回転で私服の山下と制服の久保が新しい衣装に変わってサビへ突入。衣装はモノトーンの衣装へ。
ここのクルクル回転で一瞬で衣装が変わるシーン、変身みたいですよね。女の子が変身、まるでプリキュアみたいな感じで(詳しくないのですが)。
昔2人がプリキュアをオマージュした写真をあげていたのを思い出します。↓
そしてサビに入って階段とエスカレーターのみんなのいるステージに変わります。
衣装とステージがこの一瞬のクルクル回転で変わるんですね。
そしてこの数秒で1番好きなところ。
それは画面いっぱいに
NOGIZAKA46
と出るところ。
クルクル回転して衣装が変わってサビに入る一連の爽快感の中に大きく出る
NOGIZAKA46
何度見ても鳥肌立つんですよね。
そして「夢を〜」でサビ。最高に美しいサビ突入への数秒です。
1番サビ
サビに入ってステージが変わった時の2人の
「ここはどこ?」みたいな表情が好きです。
ここでくぼした2人の衣装が変わってモノトーンの衣装。かきさくや後ろのみんなと統一されています。
衣装とステージは変わるけど、まだ2人の表情は変わらない。
サビに入る前は、賀喜が山下を、遠藤が久保を導いていましたが、ここではその逆で賀喜が久保の、遠藤が山下の手を引きます。
(↑ここ後で回収)
2:02「若さは熱しやすく冷めやすく」
この時の2人の表情はまだ不安そう。
2:05で山下と久保の2人だけが別のステージにいます。
久保が上の平面にいて、山下が階段(斜面)
そして、2人は立ち止まっている。
(↑ここも後で回収)
細かいところでは、スカートを捲り上げてステップするダンスも好きです。
菅原咲月ちゃんの「もってたはず」のカットとダンスも。
更に、「大人になってやりたかったこと」の振り付け。指を折って何かを数えてる様な振り付けなのですが、これは"夢"を数えてるんだと思います。
何本も指を折って数えてるということは、夢が複数形ということでしょうか。
この振り付けが「夢は何回見たっていいし何個見てもいい」ということを教えてくれてる気がします。
1番の終わりから2番までの間奏
2:36 ここでの2人の表情が好きです。
まだ何か納得いっていなさそうな表情、ここがすごく好きです。
サビに入ってステージが移動した時、2人が「ここはどこ?」みたいな表情をしていましたが、ここの表情も合わせて、この2人は表情で情緒を訴えてくるのがすごく上手いんだなと思いました。
それはそうですよね、朝ドラ女優と大河女優ですから。
2番の初めからサビまで
ここでまたステージが変わって、みんなから離れて再び1人のステージに戻ります。
ステージも衣装も変わるけど、まだ2人の表情は変わりません。
2:48 ここでさっきの回収、
ステージが変わって
平面にいた久保が斜面である階段へ
斜面にいた山下が平面である廊下へ
そこへ、まだ笑顔になれない、1人になってる久保と山下に福神の子たちが合流する。
間奏でまだ納得いっていなさそうな2人の表情を見て笑顔をしようとしに来たのかなって思います。
くぼしたの2人は笑顔じゃないのに、合流してくる子たちは2人に比べてやわらかい表情なのと、実際2番のサビでこの2人が福神たちに囲まれて笑顔になるので。
2番サビ
ここでやっと2人が笑顔になります。
全体としてこのMVは
表情(笑顔)とステージと衣装が変わっていく構成
なんだと思います。
2人も劇的に笑顔に変わっていますし、楽しそうに踊っています。
「目をそっとまた瞑り楽しかった物語を一生懸命思い出すんだ」の久保ちゃんのシーンが特に好きです。
3:27と3:40の美月ちゃんの笑顔大好き。
3:29の久保チームの飛行機みたいなフリも。
1番ではかきさくの2人がくぼしたを笑顔にしにいって、2番では福神で笑顔にしに行く。
3:44で平面と斜面にいた久保と山下が動き始めます。
2:05では立ち止まっていたけどここで動く。おそらく2サビで笑顔になれたから動き始めたんだと思います。
1.2番を通して
賀喜が山下 遠藤が久保 を導いていたのが
遠藤が山下 賀喜が山下 の手を引く
平面にいた久保 と 斜面にいた山下 が
平面にいる山下 と 斜面にいる久保 へ
この交差が作られているのも好きです。
そして座席のステージへ——
座席のシーン
ここ大好きシーンです。
座席のシーンは大きく分けて2つ。
左側の2人ずつのシーンと右側の複数人のシーン。
くぼしたの2人がさっき笑顔に変わって、ここからはみんなが笑顔でいるシーン。
ここの表情と笑顔は演技とかじゃなくて素の笑顔だと思います。メンバー同士だから出せるような笑顔。
左側の座席のシーンで特に好きなのは、
・さくたんのソロ
・うめくぼ
・よださくたん
・弓木ちゃん柚菜ちゃん
・やんりか
ラスサビまでの間奏
そして右側の座席の複数人or全員のシーン
ここのメンバーが出たり消えたりするシーンがテンポが良くて、見ていてとても気持ち良くて好きです。
特に好きなのが、美月ちゃんと早川聖来ちゃんが手を振り合うシーン。
ラスサビ
このMVは表情(笑顔)と衣装とステージが変わっていく構成。
このラスサビが集大成な気がします。
みんなが笑顔ですし、衣装はモノトーンで全員統一されていたのモノから、色が付いた衣装に変わって、更にそれぞれみんな衣装が違う。
ステージも変わります。
1番は階段とエスカレーターのステージ。
2番は久保チームと山下チームに分かれて、
久保は階段、山下は廊下(平坦)なステージ。
そしてラスサビで全員集合。
1番は全員いたけど、くぼしたの2人がまだ笑顔になれなかった。
2番はくぼしたが笑顔になったけど、全員揃っていなかった。
そしてラスサビで全員が笑顔で揃う。
でも衣装は1人1人それぞれ違う。
ラスサビで、表情、衣装、ステージ全てが交差します。
ここでもやっぱり「大人になってもやりたかったこと」の指折りポーズが好きです。
みんなで「夢を叶えに行くぞ!」って感じがして好きなんですよね。和ちゃんと聖来ちゃんのこのシーンも好きです。
それと松尾美佑ちゃんのアイソレ。
井上和、菅原咲月、川﨑桜のアップシーン。
和ちゃんを軸にした、さっちゃんとさくたんのシンメが大好きなんです。
それから、かきさくアップ。
そして最後に「今ならちゃんと夢を見られる」
で、くぼした。
この歌詞で久保と山下が外側に体を斜める。
その2人の間に見えるのが後ろの井上和と松尾美佑。
この曲のフォーメーションは4:7:9。
2.3列目は奇数人数なので自然とド真ん中に軸となるメンバーが生まれる。
その2人が井上和と松尾美佑。
次のシングルでセンターとアンダーセンター。
くぼしたアップ
最後は
人は夢を二度見る
と大きく文字が出て、二度見の手のポーズがアップされて暗転。
最後が締め方がとても好きです。
以上でした——
くぼしたがみんなによって笑顔になっていく。それと同時に衣装やステージが変わる。そういう構成なのかもしれません。
メンバーの可愛い場面や魅力的な表情やダンスが詰め込まれていてとても幸せになります。
個人的には座席のシーンでメンバーそれぞれ向かい合って笑顔になるシーンと最後のみんな揃ったダンスが好きです。
最後まで読んで頂いた方がいましたら、ありがとうございました。飽くまで自分の好きなところと自分なりの解釈です。妄想です。深読みです。「あぁそう思ってるんだ」程度で読み流して頂けるとありがたいです。
引用元
Twitter X
@mizuki_tsubame