雨が降る、草木が濡れる。
と書くとなんだか風情とか趣きがあって雅な感じがしませんか。僕は感じました。雨というあまり好まれない傾向のある天気が少し素敵なものに感じてもらえたら良いなって思います。
そんな感じで今回は天気、雨をネタに書いていこうと思います。
気軽に読んで行ってもらえると幸いです。
普通に始まるねって?絡めるネタを思いつかなかったからね!
……そこまで読んでもらえているかはわからないけどね。
僕は雨が好きなんですよね。とは言っても、湿気の多い肌に纏わりつくような雨は嫌ですね。冷たいしとしと降る雨が最&高です。
書き方を変えたりしたところで雨が億劫なことに代わりはないよって方は多いと思います。低気圧が〜とか、湿気で髪が〜とか。僕はどちらもないからあんまり分からないことだったりするんですが。
でも、雨の日特有の雰囲気とかあるじゃないですか。
いつもより静かなんだけど、いつもより多くの音があふれる感じ。
雨が地面に当たる音。
水溜まりに落ちる音。
屋根に当たる音。
窓に当たり伝う音。
壁に当たる音。
壁などを伝って流れた雨が溜まっていく音。
溜まった雨が排水溝に流れる音。
傘に雨が当たる音。
傘から雨が滴る音。
濡れた路面を歩く音。
水溜まりを踏む音。
濡れたアスファルトとタイヤが擦れる音。
etc.etc.
そんなたくさんの音に包まれているのが雨という日なんですよね。
そんな音達に包まれながら、雨が降っている様を眺めると心が洗い流される様な気がしてすごく落ち着きます。
火に浄化作用があるように、雨にも洗い流してくれるような作用があるように感じます。
『火には浄化作用があるんだってさ』
この一文を見て重力ピエロを思い出したあなた、気が合いますね。
僕の好きな小説家の伊坂幸太郎さんの作品の中でも一番好きな作品の重力ピエロの中に出でくる一文です。なんだかすごく印象的で火を見るたび思い出したりします。
面白くて良い作品なので読んでない方は是非。実写映画化もされているので小説がちょっとって方はそちらも完成度高いので是非是非。
映画も小説も好きで見たり読んだりはするんですが、様々なものを見たり読んだりしているわけでなくて。活字中毒というわけでも映画中毒というわけではなかったりします。
全然ライト層なENJOY勢だったりするので幅は広いようで狭く、深いようで浅いそんな人間です。アニメとか漫画、車バイクとかもそんな感じですね。音楽はまあそれなりかなっとは思ってますけどまだまだ知らないことはたくさんあって。その度自分はまだまだだなぁと思いながら新しく知れることを楽しんでたりする日々です。
本屋さんに行くと毎回五千円分ぐらい本を買ってしまいます。まだ読めていない本があるのに。そうして積んでる本が増えていく。でも出会いだから気になったら買いたい。でも他にも欲しい物もある。儘ならぬ人生。しかしそれもまた人生。何が起こる分からないから刺激的で楽しい。
だからこそ、今を大切に後悔のない様に生きたいものですね。そう思っても後悔は出てきたりするものだったりしますけど。感謝とか伝えたいことは恥ずかしがらずに伝えないと気がつけばもう遅かったりしますからね。
当たり前なんてものに甘えるとロクなことがありませんからね。甘えて、まあ明日いいや、なんてこと繰り返してたら伝えたい時には居なかったりします。人間なんて儚く泡沫と消えるものですから。だから思った時にちゃんと言わないとね。
あー焼肉食いてぇなぁ。
閑話休題。
そんなわけで雨の日はいつも以上に色んな音で溢れていますよね。
音以外にも、程よい光で眩しくなかったりとか独特な雰囲気とか雨の匂いとか濡れた風景とか。普段感じない『何か』を感じて。洗われている錯覚に身を委ねて。
そんな風な楽しみ方があっても良いんじゃなかろうか、と思ったりするわけで。ただただ億劫なものとしてしまうだけなのは少し勿体無いような気がします。より自然を感じて少し物思いに耽ってみるのもまた乙なものではないでしょうか。
耽りすぎてしないといけないことを忘れないように。
僕は今書くことに夢中になって睡眠時間がどんどんと削られています。
寝ます。
ということで、今回は少し短いですがここいらで終いにしましょうか。
それでは今日はこの辺りで。