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Your favorite band won't stay the same

大好きなバンドがアルバムを出します。
新曲が解禁されてわくわくの毎日^^

(ヘッダー(?)の写真はこないだのトークライブ後にCDをいただいた図!
ありがとうございます( T T )超楽しかった~~^^)

歌詞を読んで思ったこと、書き留めておこうと思って。

ちょうど数日前の話。

大学の友達の好きなバンドが大阪でのライブを発表したから「当たったら一緒に行こう」って声をかけたの。

そしたら彼女、「最近そのバンド聴いてなくて、やめとく」って。

え~~~!あんなに好きって言ってたのに!
非売品ポスター(トークライブ中止になってもらったやつ)まであげたのに!

まぁいいけど。
そうやったんや…って気持ちの方が強かった。

詳しく話を聞いてると、「バンドも変わったし、私の好みも変わった」と。
うん、まぁ、そうだよね。あるよね、そういうこと。

たしかに彼女の好きなバンドはここ数年でたくさんの変化を遂げた。
そこまでガチ勢じゃない私から見てても思うところはたくさんあった、良くも悪くも。

彼女は「それについて行けんかった」と。

こういうのってほんとよくあると思うし、それがバンドにとっての、そしてリスナーにとっての進化であってほしいと思う。

わたしがここ最近よくご一緒してたライブ友達さんも少し離れてきてる。

というのも、バンドから離れているのではなくライブハウスから離れてる。

感染症対策が少しずつ緩和されて、お酒が解禁されたり、フロアにはかなりたくさんのお客さんが入ってることもある。
ライブ中に声を出してる人もいる。
わたしも少し気になってはいた。

彼女はそれを怖がっていた(高齢者施設で働いてると聞いたことがある気がするからそれも関係あるのかも)。
安心してライブに行けない、って。

大学の友達にもライブ友達さんにもわたしがそれを拒んで「なんで?!おいでよ!」なんて言う筋合いはない。
「そっか、じゃあしょうがないね。」で終わり。
(2個目の話は本当に改善した方がいいと思うけどね、ライブハウスが改善するべきかバンドがどうにかするべきかはわからんけど。)

そんないつ崩れてもおかしくないアーティストとファンの関係が保たれているわたしは幸せだな、と思った。
わたしの好きなバンドは間違いなく素晴らしく変化している、進化している。
そしてわたしも同じベクトルに変化している。
これからもそうであってほしいな、と思う。

でも考えてみればわたしもこれまでたくさんのバンドを聴いては聴かなくなり、聴いては聴かなくなりを繰り返してきた。
やっと落ち着いたのが今好きなバンドに出会ってから。

そうやっていろんな音楽を経験してきてやっと自分の好みを見つけたってかんじ。
わたしの音楽史における"過去のバンド"のおかげで今とびっきり好みの音楽を好きなだけ堪能できてる。

そう考えれば引っ付いたり離れたりは悪い事でもないのかなって思えてきた。

そりゃバンドからしたらいつもライブに来てくれて、新譜は欠かさずチェックしてくれるお客さんって大事だし、嬉しいと思う。
でも"お付き合い"で聴かれるのは望んでないはず。

バンドは変わる。リスナーの趣味も変わる。
何度も何度もいろんな方向に変わり続ける。
ずっと聴いてたバンドを聴かなくなるのも当たり前だ。

そしていつか、進化し続けたバンドとリスナーがどこかで再会を果たす。
昔の彼らとは全く違ったスタイルで。

そんなことがあったら素晴らしいな、なんて思う。

P.S. 数カ月前にMrs. Green Appleが活動再開しましたね。
とんでもない(よね?)進化を遂げた彼らに「(ファンじゃない)他人」の立場からとっても興味を持っています。


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