「戦争と平和」🇭🇺 ВОЙНА И МИР (WAR & PEACE)opera

今日はリスト音楽院の先輩と　
opera「戦争と平和」を観劇に伺います…♪



オペラ座にはたくさんのお客様…

みなさん
華やかな装いで
開演を心待ちにしておられます…💕



私達もお席へ…


いよいよ始まります…✨




opera「戦争と平和」は…🕊️


19世紀初頭
ナポレオンの侵入という歴史的事件の中での
ロシアの社会情勢や
その時代に生きる人々の
心情を表した作品です🇷🇺


1805年から1813年にかけての
ナポレオンによるロシア遠征と
その失敗…💦

アウステルリッツの戦いや
ボロディノの戦いなどの
歴史的背景を精緻に描写しながら…



ある3つのロシア貴族一族の興亡の中で…

貴族　アンドレイ
伯爵令嬢　ナターシャ
アナトール公爵
アンドレイの親友でもある貴族の私生児　
ピエール・べズーホフ

の4人を中心とする
愛憎や友情
様々な人間模様


戦争の愚かさと…

新しい時代の目覚めの中で
没落して行くロシア貴族と
大地の上で強く生き続けるロシアの農民の生き方への傾倒へと続く
魂の変遷が描かれています…🕊️

作曲家　プロコフィエフは
ナチス・ドイツによるロシア侵略をきっかけに
レフ・トルストイの巨大な歴史小説
「戦争と平和」に基づいた音楽劇を作曲することを思いついたそう…♪


トルストイの長大な原作は
1965年のソ連製作の映画では
7時間に達したそうですが…💦
オペラでは長さを5分の3ほどに縮め
原作では500を超えていた登場人物も
72人に絞り…

ストーリーの流れをよりドラマティックに
演出してあるそうです…🌹

オペラ前半の「平和」では🕊️

愛情に満ちた
美しい抒情的な旋律…♪

後半の「戦争」では

プロコフィエフらしい
壮大なスケールの
勇猛果敢な曲が
オペラ座に響き渡ります…🎶



現代的で斬新な舞台と
合唱を多用した奥行きのある演出

場面場面に合わせ
自在に変化する
プロコフィエフの音楽…🎶

本当に素晴らしかったです✨



ナターシャ役のロストバの声が
美しくて

とても素敵でした…💕



時代の流れに翻弄されながらも

その中で
懸命に生きる人々の

心の葛藤や
愛情を描いた作品から



たくさんの事を


考えさせられました…♡