旧リスト音楽院での室内楽コンサート♪
今日はリスト音楽院の先輩方が
旧リスト音楽院のホールで
室内楽のコンサートをされるので
聴きに伺います♪
3階建ての新ルネサンス様式で建設された旧校舎はラーング・アードルフによって設計され1877年から1879年にかけて現在のアンドラーシ通り沿いに建てられました
2階はリスト記念博物館になっていて
音楽ホールは同じ階にあります♪
この建物にはフランツ・リストが1881年から1886年まで住んでいたそうです🇭🇺
ホールにはたくさんのお客様…
いよいよ開演です✨
曲目は
Liszt–Milstein: 1. Mefisztó-keringő
Beethoven: 4. (C-dúr) cselló-zongora szonáta, op. 102/1
Smetana: g-moll zongoratrió, op. 15 🎶
大好きなメフィストワルツを
今回、初めてバイオリンソロの生演奏で
聴くことができました
私はバイオリンも少し演奏しますが
ピアノでも難しいメフィストワルツ…💦
バイオリンの鮮やかな演奏に心が躍りました♪
ベートーヴェン チェロソナタ第4番 op.102-1
1815年に作曲されたこの曲はチェリストのヨーゼフ・リンケの為に作曲され
後にマリ・フォン・エルーディ伯爵夫人に献呈されました♪
「幻想ソナタ」とも呼ばれるこのソナタはベートーヴェン後期の作風が姿を見せ始めた頃の作品で内省的な深みがあり
瞑想性と幻想性が交錯する美しさがあります
静かな深みのある美しいチェロの音色にピアノの優しい響き…
一転して激しく情熱的な両者の掛け合いがすごく印象的でした✨
スメタナ ピアノ3重奏曲 ト短調 op.15
1855年に作曲されたこの曲は
チェコの民族的ロマン派を代表する作曲家
ベジトフ・スメタナの比較的若い頃に作られた起伏の激しいロマンチックな名曲です♪
バイオリンの低音から始まる極めて情熱的なテーマ
ピアノとチェロの3人からなる息の合った演奏に気持ちが高揚します✨
わぁ…✨
ピアノのキラキラした音色が美しく響き
ホール全体が音に包まれて行きます…
第2楽章の軽快な哀調の主題と民族舞曲的なメロディからなるやや風変わりなスケルツォから続く第3楽章は
冒頭の情熱的な第1テーマと優美で慰めに満ちた第2テーマが交互に奏でられ…
静かで重々しいメロディの後に続くクライマックスでは
圧倒的なテクニックで一気に駆け上がる先輩方の演奏が本当に素晴らしかったです🎶
いつか…
先輩方みたいに演奏してみたい…✨
素敵な先輩方の
大きな背中を見ながら…
頑張って行きたいと思います✨
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?