見出し画像

リスト・フェレンツ記念博物館(Liszt Ferenc Emlekmuzeum)🇭🇺

ヴィン・ヴィン シティ
(Vin.Vin City Andrássy út)を出て…🚶‍♀️

リスト・フェレンツ記念博物館へ向かいます…♪

アンドラーシ通りに
可愛い鍵盤のベンチがありました…💓

「リスト・フェレンツ記念博物館・研究所」
と書かれています…🎹

アンドラーシ通りに面した建物には
リストのプレートが…♪


ハンガリーを代表する音楽家
フランツ・リスト(Franz Liszt 1811-1886)が
1881年から1886年までの
最晩年を過ごしたとされる
この建物は

元々は…
私が現在、通わせていただいている
「リスト音楽院」の前身となる音楽アカデミー
の為に建設されたそうで…🏫

1875年から
同アカデミーして使用され…♪

1879年からは
リストがアカデミー学長を務め…
バルトークやコダーイも
ここで学んだそうです…

重厚なドアを開けて…
建物の中に入ります…🚪


廊下を進むと
クロークがあり…
大きなバッグなどはこちらに預けます…👜

クロークの前には
小さな展示室があり…

リストに纏わる
写真や楽譜が展示されています…🎼


階段を上がり2階へ…🚶‍♀️

2階に併設された音楽ホール(150名収容)では
毎週土曜日に
演奏会が行われているそうです…🎶

他にも
パイプオルガン
教会音楽や室内楽のレッスン室
語学の教室
スタジオ
会議室などがあります…🎹

最晩年のリストの大きな肖像画がある
入り口でチケットを購入し…




中へ入ってみます…✨

美しい装飾が施された
ブラウンの素敵なピアノ…♪

1867年に製造された
チケリング(Chickering & Sons)社製の
グランドピアノです…
リストの1番のお気に入りのピアノだったそう…🎹

このお部屋は当時
ダイニングルームとして
使われていたそうで…🍽️

本や楽譜…
肖像画や写真などが
たくさん展示されています…🎼

当時のサロンはこんな感じだったのかな🥰




ダイニングの左側にある
大きな客間へ…

わぁ✨



1番最初に目に飛び込んでくるのは
やっぱりピアノ…🎶


豪華な銀の装飾が
いかにもリストらしい
このグランドピアノは…
1880年に
先程のピアノと同じ
Chickering & Sons社から
贈られたものだそうです…🎹


このピアノを
リストが実際に弾いたのだと思うと…
胸が高鳴ります…💓

胸像はリストが尊敬する
ベートーヴェン
シューベルト
ウェーバー…♪

音質は現在のコンサートピアノに
似ているそうです…🎶

ピアノの隣には
アントニオ・ガッリ作の
リストのビスクの彫像

ベーゼンドルファー(Bösendorfer)社製の
グランドピアノ…🇦🇹
このピアノは実際に音楽院でのレッスンに
使われていたそうです…✨
ベーゼンドルファーのピアノは
リストの強靭なタッチでも唯一
弦が切れなかったピアノといわれています…🎹



1877年にリストへ贈られたとされる
アメリカ最古のピアノメーカー
Mason & Hamlin社製の
「コンサート・ハルモニウム」という名前の
オルガンで
とても珍しいものなのだそう…🇺🇸

壁に掛かる
晩年のリストを描いたとされる肖像画は
ドイツの画家Franz Seraph Lenbachと
ハンガリーの画家Than Mórの作品
年老いたリストを描いたものの中で
最も美しい作品といわれているそう…🎨

リストが注文したフランス製のピアノ🇫🇷
2段ある鍵盤の
上の鍵盤はアップライトピアノ
下の看板はハルモニウム(リードオルガン)
それぞれ違う音色が出せるそうです…🎶


左下の絵は
「伝説 水の上を歩くパオラの聖フランチェスコ S.175 R.17」
の元となる絵だそうです✨

リストの愛用品が展示されている棚…
1番下には
リストが旅の間に持ち歩いていたという
携帯用の鍵盤が…🎹
音は鳴らないそうですが…💧
指の練習用として使われていたそうです…♪

10度の音程を軽々と押さえたと言われる
リストの左手と自分の手を
比べてみます…🖐️

ルネッサンス式の素敵な家具は
友人からのプレゼントなのだそう…🎁

入り口から見て右側にある寝室には
書棚やデスク、ベッドなどの家具が
展示されています…
リストが生前に知人や友人などから
贈られたものが多いそうです…🛏️


リストの様々な愛用品が
展示されています…💓

ベートーヴェンの胸像とパチリ…📷

本棚に並ぶたくさんの本の中に
「Muzyuki」の文字
「Mizuki」に似ている…?
歴史の本なのかな?📗

リストが作曲する時に使っていた書き物机
真ん中の引き出しを押すと鍵盤が出てくるそう…💦
ベーゼンドルファー社から送られたもので
世界に一台しかないそうです…✨

寝室にもリストの手が
こちらは右手です…🖐️

リストの寝台
後にワーグナーの妻となった
リストの次女
「コジマ・フォン・ビューロー」の肖像画が
掛けられています…🛏️

リストの祈祷台
熱心なカトリックの信者だったリスト
1865年には下級聖職者に任命されました…✝️

知人から贈られたとされる
小さな鍵盤ハーモニカ
同楽器の為に書かれた曲の楽譜も
一緒にプレゼントされたそうです…🎼

リストの直筆譜…🎼

客間の壁に掛けられていた
若い頃のリストを描いた肖像画…


音楽の教科書などで
何度も目にしたことのある
この肖像画を…

実際に
目にすることができるなんて…

何かとても不思議な気持ちです…💓



高校時代から
たくさんの曲を練習し…♪

ずっと大好きだった
リストに

少し近付くことができたようで…


とても
嬉しくなりました…💓

いいなと思ったら応援しよう!