別居が子供に与える影響~私の場合~
こんにちは
瑞樹です
今回は「別居が子供に与える影響」について私が感じていることを書こうと思います。
まずはじめに
おそらく多くの家庭では別居のままで放置せずに離婚をするでしょう
でも、私の親はなぜかしません
きっと離婚の話すらしたくないほど本当にかかわりたくないのでしょう
そのへんの話はまた今度するとして、
私は今までこの家庭環境について悩んだ時に、自分でも自分の感情がよくわからなくて、別居が子供に与える影響とか、体験談とかそういうのを何度も何度もネットで検索しました
その中で感じたのは
・親側の話はたくさんあるけど、子供側の話が少ない
・子供側の長期的な別居の体験談があまりない
ことです
なので、この記事で少しでも子供目線の別居のつらさについて知ってもらえればいいなと思います
軽く自己紹介
まず私の今の状況は
・5人きょうだいの長女
・高校生
・父親とほかの兄弟と暮らしてる(母親とはずっと会ってない)
・別居5年目くらい(小6の途中から)
・もともと父が厳しめの家だった
・母からも一切連絡はない
・父に知られたときのことを考えると母親に会いたくても会いに行けない(こわいし、自分のせいでせっかくの平穏な日常を壊したくない)
つらかったこと①母親がいないことで…
まずつらかったのは「女子特有の悩みを相談できる人がいないこと」です
私は、別居後に生理が始まりました
私はその時どうすればいいかわからず、父親に言うこともできないので、とりあえずお小遣いでナプキンやカップ付きの下着を買ったりしました
もちろん学校の先生や保健室の先生にも言えません
家の事情を知られたくなかったから
また、私は長女だったので、胸が大きくなってくると最初のころは家の中で胸が大きいのが自分だけだったので少し恥ずかしかったです
つぎに大変だったのは「母親に代わって妹や弟の面倒を見たり家事をしなければいけないこと」です
面倒を見るといっても大したことはしていないのですが、私はもともと料理ができる子だったので、必然的に料理担当になりました
今では中学生の妹も作ってくれるし、ほかの兄弟もいろいろできるようになりましたが、
当時は、「自分は長女だから頑張らなきゃ」と小学生ながらに頑張っていました
つらかったこと②家族は何人?
2つ目は、「家族何人?」と聞かれたときや、「子供多いなんてお母さん大変だね」と言われたときの答え方がわからないことです
「戸籍上はまだ母親も家族に入ってるし、後できょうだいの話になった時に相手が不審に思わないようにとりあえず母親の分も入れて7人家族って言っておこうかな」
「とりあえず母親がいるていで話しておくか」
とか、いろいろ考えます
そして何とか普通の会話になるようにします
なんやかんや大変です
普通の家だったらこんなこと気にしなくて済むのに…
つらかったこと③母親のことを考えてしまう
正直これが一番つらかったかもしれません
私は兄弟の中で一番母と過ごした時間が長く、その分母との楽しい思い出や、母に助けられたことがありました
父親にとっては悪者でも、私からしたら普通のお母さんだったのです
別居して初めのころからも、もちろん時々母のことを考えてしまうことはありましたが、小学校を卒業するときと中学3年生の時が特につらかったです
小学校の卒業式に来てほしかったな
卒業するときの姿見せたかった
いまごろ何してるのかな
ひとりでさびしくないかな
なんで向こうから会いに来てくれないの?
父親が怖いの?
この先いつまでこの状態が続くの
どれだけ頑張っても、成長しても、お母さんには見てもらえない
このまま中学生の自分を見せられないまま高校生になるの?
不安と申し訳なさと少しの怒り
思春期の私には少し抱えるものが大きかった
もともとほかにもちょっとしたトラウマがあった私は、
中3の途中から鬱になった
正確には医者に診断されたわけではないが、多分鬱だった
毎日辛くて、体が重くて、友達に依存して、
さすがに辛すぎて先生に相談するようになったけどよくならなくて、
自傷行為を始めた
人前では明るく普通にふるまうけど、実はすっごくがんばってた
そして今でも気分が不安定なのは残ってるし、高1の途中からメンタルクリニックにも行くようになった
もちろん思春期ってもともと心が不安定になりやすいんだろうけど、ここまでひどくなったのはうちの家庭環境のせいもあると思う
よかったこと
最後に、別居をしてよかったと思うことも少し紹介します
それは、
「親が争うところを見なくて済むようになったこと」です
やっぱり、離婚とか別居はしてなくても親の中が悪いだけできついですからね
父もむかしは起こることも多かったのですが、別居してしばらくしてからは結構落ち着いてると思います
これは私の勝手な想像ですが。父は母といるとそれだけでストレスがたまっていたんだと思います
それが、別れられたことでストレスが減ったのではないかと思います
ということで、
正直、これでも少ししかかけていないので、
またいろいろ書くかもしれませんが、
今回はここまで