これがガチサンバ!本場ブラジル・リオデジャネイロ2020 : プロに圧倒された話 #3
2020年2月新コロ禍直前のブラジル・リオデジャネイロ。この夜は「ある場所」へ行きます。身の危険を冒して行くことになりました。その場所とは?
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イパネマの宿。目覚めたのは20時。仮眠のつもりが寝過ごした!外は大渋滞。今からUberを手配しても遅い...
「最寄りまでメトロ、後はUberするしかない」
これまでの教訓(※)が頭に浮かんできますが、「これは例外!」と自分に言い聞かせて出発しました。
▼強盗が好みそうな夜のサン・クリストバル駅
この暗闇は完全に赤信号です。
リオの夜は確実に治安が悪いので、移動は必ずDoor to Doorで車を利用したいです。朝・夕〜夜のラッシュ以外、渋滞は問題ありません。
■身の危険を冒して向かった場所
それは...
リオのカーニバル強豪サンバチーム
Salgueiroのショー!
コチラのチームは他とは違います。
何が違うのでしょうか?
それは顧客志向です。
他のチームは住民の相互扶助の「町内会」感が色濃いです。(新コロ禍でも社会保障の機能を果たしています)
Salgueiroも母体は町内会ですが...
営利事業として成立するくらいショーが確立されています。プロですね。
興行収入を元に住民サービスに投資する!素敵です。
しかし残念ながら日本のガイドブックには紹介されていません。夜も遅くなるし行き帰りの治安が不安なのかも。
日本とも関係の深いSalgueiro。
Salgueiroには長年日本から参加されている方がいます、1980年代には、Salgueiro幹部と絆を結んだ三菱商事の駐在員の方々がパレードしました。2010年代は、Nissanがスポンサーをしていました。
リオのカーニバル、その興りは1929年(諸説あり)。Salgueiro結成は1953年。古参で伝統がありながら革新的。そんなSalgueiroが、僕は大好きです。
トップダンサーのサンバを目の前で観れるショー。Bateria(バテリア、楽器隊)の生音も迫力がすごいです。「音が迫ってくる」。とても刺激的で勉強になりました。
会場内にも軽食は売っています。小腹が空いても安心ですね。
▼辛口で塩気のあるモツ煮(赤いのは唐辛子)
ビールもバケツで注文できます。ぜひ1階テーブル席で鑑賞しましょう。
▼ショーの様子はこちら✨
▼Salgueiroについて詳しくはこちら
みなさんもリオを訪れた際はぜひ観に行かれてはどうでしょうか?
《番外編:気になる昼間のリオ観光》
夜はサンバ漬けなのに、昼間イパネマとレブロン地区を散歩してました…!これが寝過ごした原因かもしれませんね...
コパカバーナほど賑やかじゃないのが、イパネマ〜レブロンの良いところです。
約3kmビーチが続きます。
レブロンの端にあるMirante do Leblon(レブロン展望台)へ来ました。
割と絶景ではないでしょうか。歩いて良かったです。
散歩してお腹も空いたのでショッピングモールに来ました。
Shopping Leblonといって、駐在員の方も愛用する質の良いお店が揃うモールだそうです。お土産探しにも良いですね。
屋上からの眺めがなかなか良かったです。
正面の湖はLagoa Rodrigo de Freitas(ホドリゴ・ヂ・フレイタス湖)といいます。キリスト像もポチッと見えました(写真の中央左)。
お腹も空いたので小エビのシチューを食べました。
マイルドな味付けで美味しくいただきました。35レアル(約700円)。付け合わせのブロッコリーライス、ブラジルでよく食べられているそうです。日本のブラジル料理屋さんでも、たまに見かけますね。
モール内からも湖が良く見えました。
ではイパネマへ歩いて戻ろうと思います。
おしゃれなお店をよく見かけます。
▼コチラはタピオカ屋さん。
タピオカといってもドリンクじゃなくて、サンドイッチのような軽食です。
ブラジルの国民的おやつですね。お土産にタピオカ粉を買いました。
▼コチラのジェラート屋さんもいい感じです。繁盛していましたね。
レブロン〜イパネマは、リオで古くからの高級商業地区、程よいリゾート感と地元の暮らしがミックスされています。リオを訪れた際は、ぜひ昼の散歩をしてみるのはいかがでしょうか?
夜の散歩はまた別の場所で。どこへ?
(つづく)
▼第4話[つづきを読む✨]
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