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『#アラサーOLぶらっと旅行記』タイで浴びた異文化の洗礼
先日友人と2人でタイに行ってきました。
食べ物もおいしいし、人もやさしい・・・。
大満足のタイ旅行だったのですがその中でも異文化の洗礼を浴びた出来事が
3つあったのでシェアさせていただきます。
これからタイに旅行に行かれる方はぜひ参考にしてみてください!
タイで浴びた異文化の洗礼3選
トイレットペーパーが流せない
まず、タイでは基本的にトイレットペーパーが流せません。
空港も大きなショッピングモールでも流せなかったので基本的に流せないと考えておいた方がいいでしょう。
Q「じゃあどうするの?」
A「横に置いてあるバケツに入れます」
抵抗感がある人が多いかもしれませんがタイでは使い終わったトイレットペーパーは横においてあるバケツに入れます。当然のことながらニオイが多少なりとも出てしまうので「清潔感」を大切にされる方は気をつけた方がいいと思います。
場所によってはトイレットペーパーがない場所もあるのでポケットティッシュを携帯することをオススメします!
観光地で出会った詐欺師
タイの観光地に客引きやスリが多いというイメージは全くなかったのですが、出会ってしまいました観光客をカモにしている悪い人に。
なかなかに巧妙な手口だったのでシェアさせていただきます。
被害にあった場所はバンコクにあるワット・ポー。寝そべっている涅槃像で有名な一大観光地です。メトロから出てすぐにワット・ポーの職員と名乗る地元民らしき人に声をかけられました。
かなりノリのいい感じで近づいてきて、
「これからワット・ポーに行くの?今お祈りの時間だから営業してないよ。」
と言われました。
そんな情報は聞いていなかったので困惑する日本人女子ふたりに対して彼は早口の英語でたたみかけてきます。
「次の営業開始まで2時間くらいある」
と言ってきて、おもむろに地図を取り出しました。ワットポーのお祈り時間を書きはじめたので、「あ、親切に説明してくれるんだ」と思っていたのですがその後になぜか地図で他の場所をなぞりながら
「普通は5,000バーツだけど、学生と言ったら2,000バーツになるよ!」
と言ってきました。
(ちなみに1バーツ4円ほどなので2,000バーツは8,000円ほどです)
ここで「あれ?何かおかしいな?何のこと言ってるんだろう?」と少し思ったのですが、彼のハイテンションと早すぎる英語に圧倒されてしまい、何を言っているのかその場でしっかりと確認することができませんでした。
「なんとなくおトクみたいだな」
という思考のみが頭の中に残り、彼もこれはいけると感じ取ったのか、近くを通りかかったトゥクトゥクを呼び止めて運転手と話し合い「特別に10バーツで乗れるよ!」と満面の笑みで伝えられ、どこに行くのか分からないトゥクトゥクに放り込まれました。
彼はその後、
「これから休憩だから僕は家に帰ってご飯を食べるよ。また夕方から働かなきゃいけないんだ。」
と言い残して足取り軽く去ってしまいました。
トゥクトゥクが到着したのは船乗り場でした。
到着したらお兄さんが慣れた様子で声をかけてきて
「学生?2000バーツだよ。」
どうやらタイの観光名所を回るクルーズ船に誘導されたみたいです。やっと状況を理解した私たちはそんなにお金を持っていないと説明してその場を離れました。
その時は「なんか変なところに連れてこられちゃったね〜」と話しながらとりあえず元いたワット・ポー周辺に戻ることにしました。
「あれ・・・?お祈りの時間のはずなのに普通に観光客が出入りしてる・・・。」嫌な予感がしてスマホで調べてみるとワット・ポーにお祈りの時間は存在しないことが分かりました。
ここでようやく騙されていたことが分かりました。
(もっと早く気がつけよって話ですが・・・)
おそらく声をかけてきたおじさんはクルーズ船の関係者でワット・ポー目当ての観光客を狙って客引きをしていたのでしょう。よく考えてみるとトゥクトゥクが通りかかるタイミングをやけに絶妙だったので運転手もグルだったんだと思います。
皆さんも観光地付近でフランクに声をかけてくるタイ人には気をつけてくださいね!
英語が通じない
他のエピソードで改めて話しますが私は今回の旅で財布を落としてしまいました。
紛失届をもらうために警察署に行く必要があり、現地のタイ人に聞きながらなんとか辿り着いたのですが出会った人、ほぼ全員英語は話せませんでした。
そこで活躍したのがChat GPT。聞きたいことを一瞬でタイ語に変換してくれたので難なく乗り切ることができました。翻訳された文章を見たタイ人はすんなり理解できたようだったので精度も高いと思います。
あまりにも便利だったので有料プランを契約しようかどうか考えたほどです笑
今後の海外旅行でAIの力を借りることになるのは間違いなさそうですね。便利な時代に生まれたものだ・・・。
まとめ
海外旅行で異文化の洗礼を受けるのは当たり前ですが、タイはご飯は美味しいし、人は優しいのでそこまでショッキングな出来事はありませんでした。
でも、どこの国でも観光客を狙った悪い人は必ずいることが分かったので今後の教訓になりました。タイ編まだまだ続きます!乞うご期待!