6.同人誌即売会、お品書きと値札と名札を作った記録(フォトショップ)
悪いことは言わん。これを見て欲しい。
お品書きと値札はCanonさんを全力で信じた! 以上! 解散!!
と、いうのもつまらないので、もう少し詳しい話を。
以下、私はフォトショップで作成したのでフォトショップ画面を交えて解説するけれど、Canonさんはハイパー優秀なので無料ソフトのメディバンでも編集できるテンプレートを掲載されています。神かよ。
実際に作ったお品書き、完成形はこちら↓
もちろん、テンプレートはCanonさんからお借りした。
奇しくも今回頒布する本の表紙が桜だったので、テンプレートも桜をチョイス。
ここから、作るときにこだわったところを解説するよ!
1.お品書きにTwitterアイコンを入れる
A3サイズにカラー印刷してポップスタンドで吊るすので、通りがかった人に認識してもらいやすいように、アイコンを入れた↓
2.お品書きに書くお値段を決める
たぶん一番悩ましいと言っても過言ではないところ。
めちゃくちゃ悩んで、おそらく「ページ数×10円」が多いんじゃないかという結論になった。
同人誌は高すぎるって議論が一部であるみたいだけど、高いと思うなら買わなければ良いので……。というか、安い本がいいなら古本屋で商業の小説買えばいいし。100円でも買える。
ってことで同人誌の価格問題に正解はないけど。
あくまで私自身が考えた計算は、
(全390ページ)-(以前から公開している話 約70ページ)=(新規ページ約320ページ)
(新規ページ約320ページ)×10円×0.5=1600円
文庫サイズはA6。小説同人誌はA5が多いみたいなので、半分のサイズの文庫本については0.5をかけてみた。
で、1600円だとおつりの100円玉の用意が大変そうなので、1500円に決めた。当日に持っていく小銭が増えちゃうしね。
ちなみに、「以前から公開している話」を計算から外したのは、同人誌にするなんて思わないで書いてたお話だから。しかも死ネタで暗い。や、でも個人的にはお気に入りの話なんでぜひ紙にしたくて。
というか元々この話を紙の本にしたくて、でも70ページじゃ寂しいから”もう少し”厚くしようとしたら二つめの話がどんどん長くなって、結果的に390ページになったんですよ……。計画性のNASAがよく分かるエピソード。
ちょっと脱線したけど、そういう理由で今回はお値段の計算から外そうかなと。うーん、次回? 次回はどういう計算にするべきかは分からないな……。悩みはつきないので。
ちなみに、お値段は文庫本のカバーにも書いてある。商業本っぽい見た目にしてみたかったので。
文庫本カバーの作り方は前回記事を見てね↓
3.お品書きに本の紹介を入れる
「同人誌 お品書き」とかで検索すると先人たちがお作りになった画像が出てくるんですけど(実際にググってみて欲しい)……ネットで見つけたお品書きのほとんどが、新刊と既刊を紹介するものなんです。
そうです。新参者はここで躓いたのです。
「既刊がない」という問題。
先述のCanonさんのお品書きも、複数刊ある前提のテンプレートなんですよ↓
テンプレートをダウンロードして、とりあえず既刊の紹介部分を消して……と作業してたときに閃いた。
刊行物ごとの紹介をやめて、中身の話ごとに紹介文を書けばよいのでは????
思いついたときは自分が天才だと思いました。ええ、思いましたとも。
ここで、カバーで書いたあらすじが生きてくる。前回の記事でお伝えしたこれ↓
この文章をコピペして、こうじゃ!!
改行が文章の区切りで行われるように、若干文面を変えたりはしたけど。
当日、A3でネップリして持って行ったけど……あとで見てみたら読みづらかった。
画面ではいい感じなんだけど、島中っていう立ち止まりづらい場所で掲載するなら、実際は文章を減らしてフォントサイズを上げたほうがよかったかな? と反省。
私は天才ではなかった。
でもでも、会場で足を止めて紹介文を読んでくださる方がいて、めちゃめちゃ嬉しかった。
あんまり見ないタイプのお品書きだから変かな? とか思ってドキドキしてたけど、お品書きだけでも読んでもらえると最高に嬉しい。
読んでもらえるだけでも嬉しいのに、少し遠くからお品書きをお読みになっていた方のうち何人かが、後でスペースにお越しくださったんですよ!!(歓喜)
もう泣きたいくらい嬉しかった。(ありがとうございました!!!)
4.お品書きに指標を入れる
は?? 指標?? って思った人はこれを見て欲しい。
テイストが違う2話を収録しているので、★の数でそれをアピール。
糖度の★が多い=甘いお話
病みの★が多い=病んだお話。紹介文でも書いてるけど、冒頭でキャラが死ぬほどに病み。死ネタ。
Posseの★が多い=Posse(※自CPが所属するチーム名)としてのシーンが多い話。一話目の冒頭で死んじゃったキャラの登場シーンがあまりにも少ない(冒頭で死んでるから当然なんだけど)ので、二話目ではそのキャラに沢山登場してほしくて。3人で1チームなので、二話目はチーム感が強くなったから星を5に。
二話目はPivixでの全文公開とかしてないから「どんな本か知ってから買いたい」派に配慮しつつ、「どこにも公開されていない話を買って読みたい」派のことも考えて、あくまで思い込みと偏見による指標を示した……つもり。
で、完成したのがこちら(再掲)↓
5.値札を作る
実際に作ったのがこちら↓
Canonさんのサイトからダウンロードしたデータがこちら↓
んまぁ~当然既刊&新刊仕様ですけど、それはちょちょいのちょいで修正可能。こっちはレイアウトの変更がないのでね。楽勝っすわ。
それどころか、Canonさんはハイパー優秀なので(二回目)、背景の色を選択できます。
赤、オレンジ、黄色、緑、青、紫、ピンク、黒、白……。
今回は二つ目の話が宇宙を旅する話なので、宇宙っぽいデザイン(?)のIMAGEを選択したけど、次はどうしようかな。
あっ、でもでも、単色じゃなくて柄ものの値札デザインが増えると嬉しいです。お品書きのデザインにある分だけでも。
お品書きとデザインを揃えた値札とか、統一感生まれて最高じゃないですか?!?!
Canonのご担当者様、ぜひ検討をお願いします。
6.お品書きと値札を印刷する
自宅にプリンターがある人はそれで、ない人はいわゆるネップリ(コンビニのプリントサービス)で印刷するのがおすすめ。
セブンイレブン↓
ファミマ・ポプラ・ローソン↓
印刷した値札を切りとって折る方法は、CanonさんのHPにて↓
不器用コンテストがあったら優勝狙えるレベルで不器用な人間なんですけど、なんとか作れました。
右上がちょっと破れているのは、私が不器用極まってるからです……。
7.名札を用意する
友にも売り子を手伝ってもらったので、私と友の分の名札を作った。
これは私の分↓
名札なんてなくてもいいとは思いつつ、楽しかったので、つい作ってしまった……。
ちなみに↑のサイズで印刷するとめっちゃデカくて……(そりゃそうだ)
実際に印刷したときのデータは失くしてしまったんですけど、お手持ちの名札入れのサイズに合わせて画像を入れてみてください。
不器用なので沢山印刷してハサミで切ったことは覚えてるんですけど(値札を2つ印刷して1つ破いてしまったほどなので、不器用レベルはお察し下さい)……うろ覚えながらもけど1/6だか1/9だかのサイズで印刷したら入った、気がする。
うん、もう一回フォトショップいじったけど思い出せない……。きっとこんな感じだった、はず。
ちなみに私は箱推しなので最推しを書きましたが、好きなキャラの名言とか、自分のアピールポイントを書いても良いと思います。居酒屋の名札みたいな感じ。
以上、お品書きと値札、名札のお話でした~
次回は、イベント当日に持って行ったものについて。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?