性格逆だから「わたし」が見えた~初対面の関わり方から~
昨日は娘、下の子との時間が印象的な1日でしたが、
今日は息子、上の子の「好き」が全開の日でした。
私にはだーいぶ”変わった子”に見える息子です。
今年、小学5年生。
人懐こく誰とでもすぐ打ち解けるので、
近所の駄菓子屋さんや毎週近くに来るキッチンカーの方、
そういう”友達”がたくさんいます。
学校の友達もたくさん家に連れてくるので、
ほーんと、賑やか。
パッと見つけて反応する、面白そう!好き!に飛びつく。
「君がいると面白いから」という理由で、
地域のお祭り一緒にいこ―とか、
女子4人が遊ぶときに招集されたりしています(笑)。
そんな息子は、ポケカ(ポケモンカード)を集めるのに今、夢中。
1袋に5枚入っているポケカを買ってきて、
開ける時のドキドキワクワクがたまらないそうです・・・。
それで集めたカードを、ネットで調べて、
高価になっていると「うひょーーー!」と喜びます。
・・・以上。
ポケカって、カードを使って対戦とかして遊ぶものなのだけれど、
(私も相手できないし)周りのお友達もやらないので、
息子は集めるところまで。
それが、たまたまオンラインで仲良くなったポケカ好きな子と、
今日はリアルで会えることになりました!
ポケカの対戦しようぜ!と張り切って準備をしていました。
出会ったふたりは、初めてなのに両手を広げて走って近づき、
一瞬で意気投合。
ポケカ、ボードゲーム、公園の滑り台・・・
一緒にたっぷり遊んでいました。
遊び足らずに、
「帰ってからオンラインでまた会おう」といって、
またオンラインで繋いでポケカの見せあいっこ。
すごいなぁ。
私は初めての人との距離は遠めにとるタイプ。
すこ~しずつ探って、このくらい大丈夫かな?と距離を縮めます。
自分の感情は奥の方にとどめておきます。
無意識でこういう状態。
それが息子はあっという間に近づいていく。
違ったらスパッと終わりで、
ガチっと合うとそのまま仲良し。
「〇〇してみない?」「いいよ」
そう言ってどんどんやりたいと思ったことに巻き込んでいきます。
私と真逆のパーソナリティである息子。
私にはびっくりなコミュニケーション能力です。
すごいなぁ・・・
でも。
それが分かって、私は自分を卑屈に思っているわけでは、ないです。
最初は、コミュニケーションの取り方として息子が正しくて、
私はそれが「できない」のだと思っていましたが。
良いも悪いも、なかった。
飛び込んでいく良さはもちろんあるけれど、
慎重に慎重に近づいていくのだって、悪いことでは全然ない。
そういうパーソナリティなこともあるし、
不満に思ったら息子の方法に変えてもいいけれど、それはやっぱりしっくりしない。
だから、自分で選んで、その方法を取っている。
私は私の方法で満足しているってことなんです。
ということに、だいぶ最近になって気が付きました。
親子って反対のことも多いと思うので、
「うちの子どんどんいっちゃう」と困るママもいるし
「うちの子ぜんぜん関わろうとしない」と困るママもいる。
どの子も自分の生きてきた経験から、
関わり方を学んでいるから、
「ママはこう思うからこう関わってる」だけを伝えれば
それを取り入れるかどうするかは、本人次第。
子どもたちが小学生になってやっと、
その辺が実際に見えてきています。
親の私たちって、自分の経験値が子どもよりあるから
つい、それを伝えておきたくなりますよね。
そうやって失敗したからこうするといいよ、と。
でも、その先は子ども自身が決めるんだなぁと、
私と正反対の息子を見ていて思いました。
たーーーくさん伝えてきたけれど、採用されていることってほんの少し(笑)
それでもオレはオレだと突き進んでいるから・・・まぁ、いいんじゃない。
そんな感覚になっています。
息子の楽しむ1日を見ていて、
改めて私との違いを感じた日でした。
あ~楽しかった。
逆がいるから、改めて「自分」がまた見えますね。
ありがたい存在です。
おやすみなさい。