スタツア新規の『うたプリ Repeat LOVE(リピラブ)』トキヤ√感想
別媒体にて公開していたものを1カ所にまとめたく、ほぼ同一の内容を掲載しています。うたの☆プリンスさまっ♪ほぼミリしら状態でのスタツア初見の初搭乗から半年が経ち、合計30回以上搭乗しました。良い音響でどうしても見たくて東京旅行したり、Blu-rayも買いました。仙台に!!行くぞ!!!(念)。
MCパートでくるっと振り返りニパーッ!!と笑ってくれる一十木音也さんに脳が灼かれ続け、無事彼の沼に堕ち、SwitchでRepeat LOVEをプレイし続け、12年の時の重みと供給の多さに溺れかけています。
全員の√を回収したんですが、うたの☆プリンスさまっ♪のサビ担当か?というレベルで一ノ瀬トキヤ大恋愛√の満足度が高くて……!!
アイドル一十木音也が大好きになってしまった上で見た一ノ瀬トキヤ√があまりに最高で、瞬く間に彼らのファンになってしまった。
初見スタツアで、さっきまで同じ教室にいたのにステージに立ったら王子様タイプ音也と、隣の高校の超人気生徒会長タイプトキヤの絡みもっと見たいな→HUG SONGで2人に引っ張り上げられて、うわー!!!!!!ってなったんでそりゃあお前W1の2人のこと好きだよなあって感じです。
一ノ瀬トキヤさん、本当にめんどくさくて頭でっかちで言葉の遣い方が巧くて、狡い。『ハチミツとクローバー』の巧と匠の2人を合わせた感じというか。
そして登場時から全っ然可愛くねえのに、ルートを通り切った感想がこんなに可愛らしい人そうそういないよ……だった。
それをAASSで神宮寺さんに同調して伝えたら「ほ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う?」って言われたけど。認めろや。こんなところで肺活量発揮しなくて良いよ。
というわけで、以下RepeatLoveトキヤ√ネタバレだらけです。1シーン抜き出して、それについてつらつら所感を置いていく感じの感想文です。時系列割とごちゃごちゃ。一ノ瀬トキヤさんについて考えると一十木音也さんの解像度も上がるので、彼と並べての言及も多いです。
リピラブ攻略対象全員の各√(大恋愛、恋愛含む)ネタバレあり。AASSの内容にもふわっと触れてます。
また、自己流のHAYATOの解釈やW1の2人の名前解釈を含みます。
ご留意の上でお読みください。
リピラブプレイの一番最初にHAYATOが出てきた時、最初の感想が「開始30秒で知らん人が出てきた。誰このぶりっ子音也?(コテコテすぎて作り物っぽいと言いたい)」でした。
その後11月にトキヤと自分の中でのHAYATO解釈がバチバチに合って、それを初見でも感じさせるHAYATOさんが凄過ぎてここだけでアドレナリンがドバドバ出たよ……声優:宮野真守さんの凄さを思い知った。
一ノ瀬トキヤさん、器用ですけどとてつもなく不器用なんですよね。
でもHAYATOさん、最初はビックリするけど慣れると「おはやっほー。元気だよー!」と返せるくらい、つられて笑顔にさせてくれるアイドルだと思っています。
私はほとんどゲームをプレイしてる時に声を出さないんですが、彼の登場シーンだけは↑の言葉を口に出してました。
彼を見ると元気になれるし、6月の春ちゃんへの言葉の掛け方が本当に素敵だった。語尾が柔らかくて、「大丈夫だよ」の伝え方がとても自然で。
最初着いていけなかったHAYATOの明るいテンションが大好きになりました。
しかし、服装が音也の自室レイアウトそっくりのカラフルさで、めちゃくちゃに業が深い。一ノ瀬トキヤにそれを求めちゃダメだろ……
なんならHAYATOさんのにゃん語尾もさあ……ST☆RISHに猫おるが………しかも黒猫でトキヤさんの目と髪の色と一緒なんだよ……才能の人でさ……ミューズ……シャイニー……うっ、頭が………となってます。いや、うん、後述しますがHAYATO像って本当に業が深いと思うんですよね。
話は戻りますが、4月にトキヤさんが音也のこと褒めてるの聞いた時点で、「わかるーーー!!!あのステージの上でのピカピカ具合ずるいよね?この後飲み行こう一杯奢るわ」と馴れ馴れしく肩を組みに行きました。
「音也は本物」発言を聞いた時には、あなたが偽物なわけないじゃないですか!!!!スタツアでもSSSでも、あんなに完璧王子様じゃないですか!!!!!!とキレたけども。
ただそれはそれとして、一十木音也はまー狡い。音楽を楽しんで周りも笑顔にさせてくれるアイドルだし、人の懐に入り込むのがあまりにも上手い。
二人称がとても多いんですよね彼。だからこそ「七海〜!!!」「トキヤトキヤ!!」のイメージが強いんだろうと思います。
その巧みさは、音也のバックグラウンドを知ってしまった今、音也を好きになってしまった者としてなかなかに食らうんですけども。
カラカラのスポンジって、水分であれば泥水だろうと清水であろうと簡単に吸っちゃうじゃないですか。音也√をプレイした後に同室√解禁されることもあり、比較すると音也の心の開き方が早すぎるというか甘えるのが早すぎて。
そんなに早く他人を自分のやわらかい内面に踏み込ませちゃって大丈夫ですか?とちょっと不安になってしまう……
5月にバックハグイベント発生は早くないか!?トキヤ√では10月ですよ約半年前!?というかスチルください!
うーーーん……私このカラカラ具合に、セシルさんも重ねてしまうんですよね……
出身地の環境もあってか彼も大分序盤からかっ飛ばしてるタイプで、「私がミューズ!?異国の王子様に口説かれちゃって、これからわたし、どうなっちゃうの〜!?」過ぎるので。篠原千絵の『天と赤い河のほとり』かな?
8月
トキヤが春ちゃんに自分の曲を与えられた際、
「時間を……私に時間をいただけませんか
(中略)私は今日はじめて、この曲と出逢ったばかりです。ですから、時間をかけて、少しずつこの曲を理解していきたい」
と話してくれるのがもうね、自分と春ちゃんが作ってくれた曲との『出逢い』をこの音で話すタイプなことに、めちゃくちゃ食らってしまってさあ……
この前に聖川さん√やった時にやたらと「お前と出逢って〜」って言われて、ああこの人は七海春歌との時間を、『出逢い』の方の音で喋る人なんだなって思ったんですよ。そういえば聖川さんが春ちゃんが自分を救ってくれたストリートミュージシャンだと気づいたのも、8月だね……
音也は「君と出会って〜」って話してくれるから、明確に『出会い』と『出逢い』のニュアンスは違うんだと思う。
だからこそ、ここでトキヤが『出逢い』のニュアンスで喋るんだなって思った時に、そりゃあ寒色組の聖川さんと気が合うよなあって思いました。
まず彼のメンバーカラーは紫で、丁度赤と青を混ぜ合わせた色ですし。スタアワの「ハートに咲いた…涙と共に柔らかく」のところの3人の表情が好きなの思い出してしまった。ここはアニメうたの☆プリンスさまっ♪のTwitterアカウントで公開されてるよ!
個人的に、うたの☆プリンスさまっ♪の赤は命とか生命力とかそういう色で、青は自由とか主導者の風格とか。黄色はそのまま才能の色だと思ってます。
黄色が七海春歌の瞳の色なの、才能人なのがわかるな〜ってなっちゃん√で大興奮しました。この2人は互いが近しい感性で世界を見ていると思います。同じメーカーのカメラを持ってる人達だなあと。
9月
トキヤ√にしてはトンチキ、腹を割れ爆弾大作戦の「君はどうしてそう、愚かな発想しかできないんです?君が傷つくことで、傷つく誰かがいることを知りなさい」というトキヤの発言がとても好きです。
「周りに傷ついた人がいたら、自分もダメージ負うタイプです」って意味ですよね!?この時点でめちゃくちゃ優しい人だな……となりました。だからこそ簡単に自分のテリトリーに他人を踏み込ませないのだろうなと。
逆に音也は簡単に自分の価値観に他人を染み込ませてしまう危うさがあると思っているので、こういう意味でも対照的だなと思います。
"「夢を?君なしで一体どうやって……言ったはずです。君の曲は未完成だと。私は君の曲以外ではもう歌えないと
君は私に未完成の曲を抱えて中途半端に生きていけというのですか?そんなの……残酷すぎる……」"
ここでも、この人やっぱり紫の人だなって思いました。命の話を音也ルートで見て、七海と夢の形が同じって話を聖川さん√で見たから。
ゲームやるとスタツア聖川さんソロ曲の「永遠があると信じて、これからも同じ夢を見よう」の解像度、めちゃくちゃ上がるぞ……
腹を割れ大作戦だけあって、ちゃんと本音が見えるんだよなあ。
10月
“「たくさんのコトノハがまるでコトダマみたいに体の奥底へと染み込んでいく。“
の表現があまりに綺麗で、小説を読む一ノ瀬トキヤにピッタリで。七海春歌って天才だなあ……と再認識させられました。
ところで一ノ瀬さんが小説を読む人なんだなーってわかるのが、恐らくMEMORIALの「私の中のHAYATO」なんですが、私の中でこのメモリアルが刺さって抜けない性癖の塊みたいになっちゃってる。
一ノ瀬トキヤさんがHAYATOを丸一日演じた希死念慮が湧くほどの疲れの中で「静かに1人で、優しい物語の世界に浸りたい」という感覚を持った人なことに、個人的にもうこれ以上無いほど惹かれました。
自分もまあこの感想文が合計10000字超えてる時点でごちゃごちゃ考えるタイプなんだけど、本の世界への逃避をこの馬鹿高語彙力で表現されて惹かれないわけがないんだよ。読む度に心がぐちゃぐちゃになる。
あと音也さんもこのメモリアルで……闇みたいなものをチラ見せしてくるのやめてほしいな……闇とかそんな簡単な言葉にまとめたくないんだけど、この漢字に音也の『音』の漢字が入っちゃってるからこの単語が使われるのもわかる。
気持ちが沈んだ時に自分と向き合う時間が長かった人なんだろうなって察せられるというか。アニメもDebutもまだ触ってないから怖いよ……
余談ですが、スペシャルメッセージも一ノ瀬さんが群を抜いて狡いと思います!!!ガチ恋製造機。
11月
一ノ瀬トキヤ=HAYATOについて、トキヤが春ちゃんに詳細を言及するシーンが彼の自室だったので、うわーパーソナルスペースだ!!!って真っ先に思いました。『すずめの戸締まり』でも見たあ!!!8月の熱出したトキヤがHAYATOみたいなこと言ってる時も、彼の部屋だったわけじゃないですか。私はこれに近いことが起きてるのが聖川さん√11月だと思ってて。
御曹司組の部屋は2分割した個性のぶつかり合いみたいな部屋で、春ちゃんが神宮寺さんのテリトリーのベッドに連れ込まれてたもんだから、あのスチルになったのかなあとか考えてます。色から見てもそらそうなんだよなこの2人……見事に補色の組み合わせなので、バッチバチにも程があると思います。
この月のおはやっほーニュースのテーマが「紅葉」で、HAYATOが高尾山に行くのもめちゃくちゃ音也を意識してると思います。
音也の恋愛√に進むと、1月に校長に指示されて壁を登る話があるじゃないですか。父親の壁を越える話と捉えると対比出来るのは聖川√だと思いますが、トキヤも星に手を伸ばす人だから音也と同じく高みを目指す人ではあるんですよね。
自分が色狂いなだけだとは思うんですが、ちゃんとメンバーカラーの対比が反映されてるように思えて好きです。
12月
クリスマスパーティーのダンス練習。「肩の力を抜いて、リラックスしてください」の「抜いて」の「て」の音がまさにHAYATOを彷彿とさせる優しさで、ずるすぎて呻きました。
ピンポイントすぎるんだけど、本当に聴いてほしい声です。何回聞いても脳が溶ける。3月だったかアフターエピソードだったかの「ただいま」といい、単語だけで何人のプリンセス落としてきたんだろうね……
音也はストレートにずっと「七海〜!!好きだよ!!!」を伝え続けてくれる人で、トキヤは春ちゃんの為に自分の持てる技と言葉を尽くす人ですよね。七海春歌に自信を持ってほしいという想いは2人とも変わらないところがとても良いな。
パーティーの間は「春歌」って呼ぶのに、その後は「君」呼びばっかりになるのリアルすぎて。
対照的にパーティー中は春ちゃんがトキヤを呼ぶ描写無いはずなんですが、パーティー後には「トキヤくん」って呼んでるんですよ……ここの呼び名のズレが切なかったです。
彼の「笑って……」の声がHAYATOに近くて、ここでも食らいました。
一ノ瀬トキヤ、要所要所に語尾でHAYATOを出してくるの本当ーーーーに狡いと思います。七海春歌に歌を作らせるきっかけの人なんですよ?早乙女学園へのはじめの一歩を作ったのあなたですよ?自覚あるかい?
ここまでずーーーっと名前を呼ばなかったのに、タイムリミットの宣告だけ噛み締めるように「春歌」って呼んでるのも、らしいなあと思いました。
そしてここで、この別れのタイミングで「恋愛禁止令なんて……なければいいのに……」と言うのが、七海春歌なんだね……!?と大興奮しました。
一十木音也は「恋愛禁止令反対!」と三角コーンなんて突っ切ってひた走る暴走機関車でしたけど、春ちゃんも同じ発想をする人間なんだなって。
私はトキヤ友情√にて“一ノ瀬さんこーわーいー”とモノローグではありますが砕けた物言いをする春ちゃんが大好きなので、是非とも一ノ瀬さんを振り回してほしい。
ただトキヤに直接言うといじめられるからね……小学生男子か?「私の教え方が悪いのでしょうか?」の語尾といい、懐に入れた人相手だと割と拗ねますよね。これが可愛いポイントに入るの、春ちゃんの首に巻き付いてる背後霊としてとても悔しいよ……笑
1月
呼び名も元通りで、前半とても苦しい月だった……
トキヤさん、自分の課題の言語化が上手いんだよ。だからこそ他人の致命的な弱点を指摘して人を傷つけるのもめちゃくちゃ上手い。
作曲関係でのダメ出しは七海春歌のハラワタをめった刺しに出来るんだよな……しかも今の春ちゃんは、作曲を志すきっかけになったHAYATOとトキヤが同一人物だって知っちゃってるから尚更。
それでも春ちゃんがアドバイス求めたら的確に足りないもの、NGを出す理由が示せるのも含めて彼の武器だと思いました。
一ノ瀬トキヤの為の曲作りでスランプに陥る春ちゃんが、曲の見直しの際どの選択肢も同じ数しか値が伸びない仕様が春ちゃん自身正解がわからないことが数字で見えて、ゲームとしてあまりに面白かったです。
「キャラクターを魅力的に見せるストーリーライン」という春ちゃんのワードセンスにも痺れました。小説を読む男一ノ瀬トキヤへの解像度!!!(私が一ノ瀬さんが小説読む人なことに弱いだけです)やっぱり大天才。自信持ってくれ。
この月に春ちゃん作のトキヤへの曲を歌うという、トキヤのド地雷踏み抜きに来る音也が、11月には「あいつ鈍いじゃん」みたいなことを言ってて、それトキヤが聞いたら音也にだけは言われたくない台詞ランキングトップだろうからブチ切れるぞって思ってたんですが……
音也√10月に“一十木くん……わたしが不安に思っていると、何にも言わなくても気付いてくれる。気付いて、すぐに安心させてくれる。”
というシーンがあるので、音也が寂しさという感情へのフォーカスが上手いんだと思います。
音也は自分の寂しさに向き合い続けてたから春ちゃんのその気持ちにめちゃくちゃ敏感で、トキヤはそういう自分の気持ちを甘えやマイナスな存在として目を背け続けてたから、音也曰く「鈍い」んだろうなと。
致命的なまでに寂しさへのフォーカスの当て方が上手い音也には、ギリギリまで気付けないトキヤがもどかしくて、着目してるポイントが全く違うからこそお互いにあいつ鈍いなあ……と思うような存在なのだと思います。
被写体は一緒だけどカメラのメーカーが違うから、正反対の角度から一つのものを表現する2人なんだろうなって感じました。
"「……頼むから、ひとりで苦しまないで……」
一ノ瀬さんの口から小さな嗚咽が漏れた。"
たった1人で一ノ瀬トキヤの人生とHAYATOの人生抱えた人の言葉は重いですね……
この辺で、七海春歌が恋愛感情(愛)を託した曲を、一ノ瀬トキヤが『アイドル一ノ瀬トキヤ』=自分=I(アイ)を表現する曲として歌うって構図出来てる!?マジで!?!?と大興奮しました。
トキヤ√、「目(eye)」に対する描写がとても多いと思ってます。一回気にしだすと、ずーーーっと瞳の話されてます。ちなみに他の人のルートでも目の描写はかなり多いので、これに気づいてからリビラブが更に楽しくなりました。
つまり一ノ瀬トキヤさんの√、自分(I)を見つめ直し、七海春歌と出会うことで愛を知り、目(eye)を逸らさずに歌と向き合い続けた彼が「アイドル一ノ瀬トキヤ」になる√なんですよ。
そりゃあほとんどの自己紹介が「(ST☆RISHの)一ノ瀬トキヤです!」になるよなって思った。俺(HAYATOではなく一ノ瀬トキヤ自身)のターン、ドロー!ってことだもんね。
あまりにもシャイニング事務所所属の人間。シャイニング早乙女の『愛故に……』は伊達じゃない。校長室にドデカく掲示されてるだけある。
個人的にこの愛→eye→Iの流れ、凄く羽海野チカ先生の『ハチミツとクローバー』のテーマ性にリンクしてると思ってるんですよね。
ハチクロは簡単に言うと美大の学生達の人間模様を描いた話なんですけど、芸術に向き合う話だけあって才能との向き合い方や自己実現の話もしていて、その中で男女グループの恋愛模様が描かれるような漫画で。
『うたの☆プリンスさまっ♪』は乙女ゲームだから主人公の七海春歌がアイドル候補生達と恋愛関係になる話だけど、その中でめちゃくちゃ才能とか自己表現の話をしてて……
なっちゃんと翔くんのクラ組は特に自己表現の話してる気がする。鏡合わせというか、彼ら自身と顔がそっくりな別の人が存在するってことがそれに拍車をかけてるように思ってます。W1は自己確立かな。御曹司組は自由を掴みに行って、自分の感じたままに自身を表現できるようになるって感じ。
上記の愛という言葉の仕掛け?に初見大恋愛√履修時に気付けてたので、恋愛√読んだ時は「ほらな!!」みたいな気持ちでした笑 まあスチル見た時は、これ以上五感に訴えるな!!!!と思いましたが。大恋愛ルートのラストもCEROと勝負しに来てるくせにさあ……!
この月の内容無限に擦れるんですけど、干渉しすぎないけど落ち込んでいる人はさり気なくフォローしようとするSクラス面子の関係性も好きなポイントです。
神宮寺さんのお節介の焼き方って、自分の立ち位置をヒールにする場面が多い気がしていて……周りが見えすぎてて恐ろしいレベルなんですよ。幼少期から周りの年長者達の顔色を窺う癖がついた結果の観察力に思えて、見ていると少し苦しくなってしまう。
この場面で上記のeyeがキーワードってことか!と気付けたので、神宮寺さんに感謝。
春ちゃんが「大丈夫だから」と言うと、「本当に?無理してないか?(中略) よくわかんねぇけど……。大丈夫なんだな」と繰り返し確認してくれるのが、来栖さんなんですよね……
これだけ言葉少ななやり取りなのに、翔くんの√を通った後だと胸が苦しくなるんだよ……
この人はきっとこの言葉を今までに何回も言ってきて、本当は「大丈夫じゃない」時なんて何回でもあったんだろうなって。周りに心配を掛けたくなくて、大丈夫だと言い張ったことがあるんだろうなって察せられてしまうんですよ。
精神的に成熟せざるを得なかった人の集まりなんだよなSクラス……春ちゃんには存分に甘えられる関係でいてくれ……
2月
「HAYATOという枠から抜け出すことを禁じられ、本当の自分をさらけ出すことができない」とトキヤが語るシーン。
ここの『心』と枠の話を聞いて、ここでも、この人は赤と青を合わせたメンバーカラー紫の人なんだな〜!!!!って思いました。『心』はそのまま彼が語るとおりに音也だろうし、枠は聖川家長男の枠をぶち壊して自由な夢に手を伸ばす聖川さんともリンクしてるし。
HAYATOを脱ぎ捨てたトキヤが
「ゼロから、いえ、マイナスからの出発ですが私は必ずスターへの階段を上りつめます!……ついてきてくれますね?」と言うところがもう、あまりに良くて……
ここ、アイドルだ。アイドルだー!!!!と大興奮しました。スタツア音也の「これからも、俺たちST☆RISHに、ついてきてくれるかな?」と同じなんですよ!!!!!あなたの『心』は一十木音也と一緒の熱量だよな!!!!!
3月
シャイニーに第3の選択肢(「夢も恋心も諦めないこと」)を認めさせることが音也大恋愛√ラストの恋愛禁止令撤廃の条件だったんですよね。要するに俺たちの戦いはこれからだ!の流れです。
一方トキヤ大恋愛√にて、既にHAYATOとして活躍していたトキヤは、「アイドル一ノ瀬トキヤの体現」自体が第3の選択肢の体現なんですよ。そりゃあ恋愛禁止令あっさり解かれますよね……
退学RTA一十木音也さんとは戦い方が違うもんな!流石だぜ!そこに痺れる憧れるぅ!
「音也には勝てない」みたいなことを彼はずっと言い続けますけど、最後の最後にちゃんと大まくりしてるんですよね。
一十木音也が望んだ未来をあっさり掴んで、自分の未来を信じて前へ進み続けてます。
もうね、その姿があまりに輝かしくて眩しくて。私は一十木音也は太陽だと思ってるけど、一ノ瀬トキヤは自分で発光できる月だと思ってる。スポットライトをどうやって自分に向ければ良いかもわかった上で、動くカメラにまで踊りながら流し目を送り続けられるの、最強だよ(スタツア参照)
もう少しだけ続きます。リピートラブ以降始まった「一ノ瀬トキヤ」というアイドル像の話です。今まで発表されたCD楽曲のペアにさらっと触れる程度ですが、ネタバレ注意です。
一ノ瀬トキヤさん、あまりに天才と組まされるアイドル人生で、本当に大変なことを求められ続けてるな……と思っています。
まず先述しましたが、彼をアイドルとしたはじめの一歩、HAYATOからして業が深過ぎる。ミューズに絆されたアイドル養成学校の校長と、彼女の息子達の才能を、丸めて固めてぶち込んだみたいな『アイドル(虚像)』がHAYATOですよ?
そりゃあ24時間も彼を求められたら、パンクしますよ。本来1人で抱え切れるアイドル像じゃないはずですもん。
それでもHAYATOのことを最大限トキヤが尊重して、花を持たせるように振る舞い続けてくれたこと。そしてAASSの1章をあの流れにしてくれたことが、春ちゃんの周りをふよふよしてるプレイヤーとしてとても嬉しかったです。
あとこれは私が名前狂いだから思ってるだけなんですけど、彼が一ノ瀬トキヤっていう名前である限り一十木音也と切り離せなくて……
初見の時一十木音也と一ノ瀬トキヤの名前が紛らわしすぎて、どっちがどっち!?と混乱しながらスタツア感想書いたんですよ。フルネームの音被りすぎじゃない!?と理不尽な逆ギレしながら
一トキオトヤ
一ノセトキヤ
と置いてみると、オト/ノセ以外は同じ音で構成されてて、そりゃあ紛らわしいな!と思いました。
つまり一ノ瀬トキヤって文字列、(一十木音也と同じ音)+ノセで構成されるってことで。それって「(音也と同じ音)の背」でシンメってこと?って思っちゃったんですよね……
多分こんな意味はない。ただの名前狂いの戯言なんですが。でも食らってしまって未だに抜けないんだなあ……!
一十木音也さんの名字の真ん中に、ちゃんとクロスが輝いてるところも大好きだよ。リピラブで軽く触れられてる以上にずっしりした、彼の大事な支えなんだろうな。
一ノ瀬トキヤ個人としてアイドルという道を選んでも、彼には『天才』がずーーーっと変わらずに側にい続けます。
同室一十木音也(概念『No. 1アイドル』だと思う)に振り回されて、
セシル(リアルガチ王子。多分天然でやってるタイプの表情管理の神)ととことん組まされて。
デュエットでは那月(音楽の天才。音楽を通して初めて等身大の四ノ宮那月を表現出来る人というイメージ)や
聖川さん(ワードセンスが唯一無二だし演技人で舞台の上での生粋のエンターテイナー)。
挙げ句の果てに鳳瑛二(YouTubeで公開されてるアニメPVとキングダムしか触れられてないんですが、HE★VENSの隠し球扱いだとは思うけど隠れてすらないですよね!?あの面子でフェイクやセンター任されるのは凄すぎる)さんと組まされてたことは、初めて知った時思わず笑ってしまいました。
そんな『天才』達と肩を並べ過ぎてる。どれだけ努力を怠らなければその境地に行けるんですか……!?あまりにも凄い。
ずっと120点を叩き出せる人じゃないと隣に立てない相手ばかりだよ。
まさしく自分を高める為の努力をずっとし続けた人だから、掴めた今だと思います。ココスコラボのサラダ担当がよお。可愛いね!!!!
そんな"アイドル一ノ瀬トキヤ"が、カメラを通して「あなた1人」を見つめる『王子様』属性を自分のパフォーマンスとして落とし込んでるのが、もうめーーちゃくちゃ好きです。
しかもガチ王子でミューズを愛しミューズに愛されているだろう愛島セシルさんと結構な頻度で組んだ上で、自ら『王子様』の鉄甲冑を軽やかに着こなそうとする様が。セシルさんのお空ピュンピュンの魔法の後に、彼のバックダンサーをこなした上で尚、手品を披露してくれる一ノ瀬さんがとても好き。
だからこそファンへの呼称が『My princess 』/『お姫様』の対比になってるところ、大好きなんですよ。SSS2nd最高だったね……一ノ瀬トキヤさん、老若男女関係なしに会場にいる全員を自分のお姫様にして帰っていったもんな。
努力という名の階段を登り続けた彼が、高いステージの上からでも「Hello,everyone!」と皆に声を掛けてくれる人が、魅力的で無いわけが無いんですよ。HUG SONGを繰り返し見るうちに、10人彼らの目の前にお客さんがいるとしたら、7色の旗を持って一番前を走ることで皆を先導してくれるのが一十木音也で、遅れそうになった2人の手を取って歩いてくれるのが一ノ瀬トキヤだなーと感じてきました。
あの曲で差し出された手を取る度に、今ST☆RISHを好きになれて良かったね……思い切って知らない世界に飛び込んで良かったね……と実感できます。嬉しい。
スタツアまで繋げてくれた先人のファン達に心から感謝を。
スタツア豪華版パンフとキャラバン再販とありがとうverの再上映を願って、締めさせていただきます。ST☆RISHありがとう。
QUARTET NIGHTとHE★VENSさんの単独も、是非見てみたいなと心の底から願っています。
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