地元の肉汁うどんが最高
香川に次ぐうどん県、埼玉。
小麦の生産量は全国2位。埼玉の各地では、各々特色のあるうどんが作られています。いわゆる幹線道路などに多い、うどんチェーン店”山田うどん”も埼玉発祥。
私の地元は、埼玉県の中央に位置する小川町。
町には河川が流れ、豊かな水を利用して、昔から和紙が生産されていました。
そんな小川町には、武州めんという製麺所があります。
当時、小川町の小中学校に通っていた人であれば、給食でも必ず食べていた味。(今はもう給食では出されていないらしい)
この製麺所直営のうどん屋さん。
ここのうどんが、本当においしいんです。
麺は、いかにも手作りというような、手触り感のある表面をしていて、かなりコシが強く、歯ごたえがすごい。
そして、ねぎや油揚げ、豚肉がどっさり入った肉汁。
埼玉(特に県西部らしい)では、肉汁うどんって一般的で。味の濃い肉汁に麺を付けて、よく噛んで味わうんだけど、これが最高なんです。
といっても、私は昔から食べているから、日常の味として普通に食べてしまうけれど。
しょっぱ過ぎるともいえる肉汁のおかげで、箸が進みます。
そして、武州めんは、これまた濃い味付けのきんぴらごぼうが付け合わせについてきて、肉汁に入れて食べる。これまた最高。
うどんだけれど、野菜もお肉もしっかり食べられるから、満足感が半端じゃない。
昔から食べていたものは、なんで、こんなにも体に合うんだろうか。
決して派手ではないけれど、食べたら、すぐに体の一部になるかのような、自然で、日常の食べ物。
小川町に来られた時には、ぜひ食べてみて欲しい。本当におすすめ。