歌の力はすごいと思う。
あの時、ふと流れてきた曲が、今の自分のことを歌っているようで。
まさにその時の自分を励ましてくれる内容だったなんてことが本当にあって。
この小説も、一人の少年が淡い恋の中でつくった1曲が、時を経て多くの人の心を動かすことになる。
ほんっとーに素敵な小説でした。
凪に溺れる / 青羽悠
みんな夢や目標をもって、それを叶えるために頑張る。
だけど、それを頑張り続けられない人がほとんどで、途中で諦めてしまう。
だから、続けられる人のことを尊敬して、そして羨ましくも思う。
でも、このストーリーで伝えたいことはきっと
「ただ続けること」
「誰でも不安を抱えているけれど、それでも、ただやるだけ」
「何者かになることが正解なわけじゃない」ってこと。
十太の曲を想像するんだけど、なかなかメロディまでは出てこない。
誰かに歌ってほしくもあり、想像のままでいてほしくもあり・・・。
私が励まされた、大好きな1曲。
何かひとつ feat. JAY'ED & 若旦那 / JAMOSA