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仕事を最速で終える秘訣は20倍界王拳?!

こんにちは,HARuです。今日は「仕事を早く終えるコツについて」のお話。

みなさんは仕事が終わらず困ったことはありませんか?
「こんなに頑張っているのになぜ終わらないのだろう」
「仕事が早い人は何をしているのだろう」
「そもそも先生の仕事多すぎじゃね?」
おっと,最後は本音が漏れてしまいました笑

と,まぁ,色々な仕事に関するお悩みをお持ちかと思います。
そこで,今回は下記の書籍(「なぜ,あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である」中島 聡著)を参考に早く仕事を終えるコツについてお話していきます。ちなみに,Kindle unlimited会員の方なら,今なら無料で読むことができますので,ぜひ。

では,いってみましょう!

中島 聡さんって誰?

いやいや,この本を元にって,この本の著者の中嶋聡さんって誰なのよ?
という疑問をお持ちになるかと思います。
簡単に中島さんをご紹介すると


著者の中島氏は、米マイクロソフト本社でWindows95の開発に携わった伝説のプログラマーである。今では当たり前のように身体化されているだろう「ドラッグ&ドロップ」を普及させた張本人だ。
                                                   参照:type

今や誰もが使っている「ドラッグ&ドロップ」や「ダブルクリック」の概念を生み出した凄い人なのです。
それだけのすごい方にも関わらず,「一度も納期に遅れたことがない男」として活躍された中島さん。なぜ,こんなにも活躍を続けることができたのでしょうか。

締め切りまでに仕事が終わらない理由

中島さんが言うには,仕事が納期に間に合わない理由は

時間の使い方が下手

これに尽きるという。

例えるなら,テスト後半に出てくる応用問題を甘く見て,時間が不足してしまうタイプとのことだ。
なるほど,とても分かりやすい例え。
特に教育関係の仕事をしているものとしてなおさら。
子どもたちにも全体の問題を見渡して,出来そうな問題から始めるように伝えてはいるが,やはり人間の心理としては,問題1から解き始めたいのだろう。
結局時間配分を間違えて全ての問題に答えられず,結果に結びつかない子どもたちも多くいる。

では,どうすればいいのかというと…

早く仕事を始める

というものです。
いやいやいや,そんなことは分かりきっている!
それが出来ないから苦労をしているんだ!
という声が聞こえてきそうです。では,どのようにすれば仕事に早く取り掛かれて,期日に間に合う仕事ができるのでしょうか。

ロケットスタート時間術

それが「ロケットスタート時間術」という手法です。
仕事が間に合わないと感じている多くの方はおそらく
「ラストスパート志向」
なのではないでしょうか。締切の直前になって本腰で仕事に取り組むイメージです。
「最初のんびりしていても後から頑張ればきっと間に合う」と考えがちですが,本当に間に合うのでしょうか?
仕事の後半に予想外のアクシデントが発生したら?
急遽,すぐにやらなければいけない仕事が入ってきたら?
おそらく想定した時間では終わらないでしょう。

そこで,「ロケットスタート時間術」を使うのです。
この仕事術の大前提として

締め切りは必ず守るもの

というものがあります。その上で,締め切りまでの前半2割の期間で
「ほぼ完成」まで仕事をもっていきます。
スタートダッシュを決めて仕事に取り組むのです。
そして,もし,その2割の期間で仕事を「ほぼ完成」までに持っていけなかった場合,スケジュールの見直し交渉をする必要が生まれます。
ステップをまとめると


1 安請け合いせず,スケジュールの割り出しのための期間を締め切りの2割の期間もらう。(10日間でと言われたなら2日間)
2 その2日間で仕事を「ほぼ完成」まで持っていく。
3 万が一2日間で「ほぼ完成」までに持っていけなかった場合,スケジュールの見直し交渉をする。

というものです。
ラストスパート志向から一転スタートダッシュ思考へと切り替えるのです。
これで,あなたは締め切り日を余裕をもって迎えることができます。

ただし,ここでやりがちな注意点があります。
それは

仕事は最速で終わらせてはいけない

ということ。先ほどの仕事術。2日間で「ほぼ完成」まで持っていくにはかなりの気力と体力を消耗します。
確かにあと1日くらいなら全力で仕事が出来るかもしれません。しかし,その仕事を終えた後には,間違いなく別の仕事を振られます。
次の仕事も同じような仕事の仕方でやっていては,身体を壊してしまいます。
大切なのは,
仕事を早く終わらせる余地も仕事を安定して続けること
なのです。

20倍界王拳の使い手

みなさんは「ドラコンボール」というマンガをご存じですか?
そのドラゴンボールの主人公,孫悟空の技に「界王拳」があります。
戦闘力を飛躍的に向上させる技で,2倍から20倍界王拳まで存在しています。
界王拳は大変強力な効果を持ちますが,その反面,使用後は全身が激痛に襲われ,戦闘力が通常時以下に下がるという特性があります。

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                  東映アニメーション作品ラインナップより

中島さんは,締め切りを設定する最初の2日間は,このイメージで仕事をしているそうです。
ものすごく仕事に集中する
これこそが仕事を早く終わらせるコツとのこと。
ちなみに,仕事をする際のもう一つのコツとして,
シングルタスクに集中すること
をあげています。
簡単に言えば,集中力を散らさないために別のことをしないということ。
界王拳使用中のメールや電話は完全に無視。その代わり集中の限界が来た時にはご飯や,仮眠で適宜休憩を挟む。そしてまた20倍界王拳を使用する。
これを2割の期間続け,仕事を「ほぼ完成」状態まで持っていくのです。

実は,この方法の本質は


時間に余裕をもつことである

と中島さんも述べています。間違っても界王拳を多用して高速で仕事を次々と終わらせていくわけではありません。
適正なスケジュールを見積もり,そのスケジュール通りに仕事をするのです。

というわけで,ここまで仕事を早く終わらせる仕事術についてお話ししてきました。
いかがだったでしょうか。
私も20倍界王拳は使えませんが,
・仕事に早く取り掛かる(人から振られた瞬間に少しでもいいから手を付ける)
・スケジュール管理を自分でする(自分なりの締め切りを作る)
ことを意識して仕事をしています。
おかげさまで,まだ締め切りに遅れたことはありません。

みなさんも自分に取り入れられるところから少しずつ取り入れて
ぜひ時間に余裕を持った仕事をしてみてください。
きっと,今まで以上にクオリティも上げることができること間違いなしです。

まだまだたくさんご紹介したい内容が盛りだくさんの本書。
ぜひお手にとって読んでみてください。


ここまでお読みいただきありがとうございました。

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いつもお読みいただいている皆様,ほんっとうにありがとうございます。

それではまた😊

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