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究極のネガティブ思考だったダンナが、ポジティブ思考に大変身!!職場の人間関係の「ネガティブ」を、いつも「原動力」に変えてしまう、ダンナの超・超ポジティブ思考について〈衝撃的体験(プチ事件)を語る・一話完結〉

 自分に自信が持てず、常に暗い表情をしていたダンナ。いつも視線は下向きで、頼りない感じ。姿勢からも自身の無さが伝わってきました。
 「しっかりしてよ!!」「頼りない!!」「どうするの?!」・・・私は日々、ダンナに激をとばしていました。

 職場でもいろいろと苦戦していたようで、「僕のせいだ、僕のせいだ、僕のせいだ・・・」「僕が全て悪いんだ」と、いつも責任を感じ、自分を責め続けていました。自分を責め続けることが習慣になっていたあるときから、ダンナの「被害妄想」「誰も信じることができない」「認知の歪み」が始まりました。自殺願望もよぎったことがあったようです。約半年間このような状態となり、ダンナ本人も、この時期は自分にはどうにもできず、とても辛い時期だったと言っています。

 そんな絶望状態にあったダンナですが、テレビを何気なく見ていたとき、「かっこよくなりたい」という願望が湧いてきた瞬間があったようです。 そのとき、突然どうしてそのようなことを思ったのか、ダンナに話を聞いてみました。

・自信に溢れる大人になりたい。
・ギバー(giver=何かを与えられる人)になりたい。
・頼られる存在になりたい
・職場の人間関係を円滑にしたい
・ポジティブな人が羨ましい  ・・・・・


このようなことを言っていました。頭の中で整理してみると、それは、外見ではなく、内面のかっこよさでした。そして今、ダンナは前向き思考の「内面ダンディーイケメン」になっています。どのようにして、最強ネガティブ思考のダンナが、ネガティプな出来事を原動力に変えて、ポジティブ人間に変身することができたのか、紹介していきます。


プチ事件①「水を撒かれた」を原動力に!

 ダンナの職場、採用1年目の話です。私たちは出会ったばかり。当時のダンナは上司や同僚とうまくやろうとするあまり、職場で空回りをしているように見えました。
・仕事を無理して引き受ける
・「できません」と言わない
・深夜残業当たり前
こんなに一生懸命仕事を頑張っているのに、人間関係がついてこない。ダンナはもどかしさを感じ、自己嫌悪になっていきました。

 そんなある日のこと、社内でちょっとした事件が起きます。朝出勤するとなんと、ダンナの座るデスク周りに、水が撒かれていたのです!!!床はビチョビチョ、物は水浸し、机の下にあった靴はぐちゃぐちゃ😭ふと近くに目をやると、そこにはバケツ🪣がありました。どうやらバケツで水を撒かれてしまったようです。言葉では言い表わせないくらい、ダンナは相当ショックを受けていました。結局劣化したものはポケットマネーで全部買い直し。採用1年目ということもあり、金銭的にもかなり痛手でした。そして濡れてしまった書類のコピーや印刷のし直し。時間的にもしんどかったようです。「命がいくつあっても足りない、、、」ダンナは究極のマイナス思考に陥っていました。

プチ事件②「マイナス発言」を原動力に!

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