【タイトル】
ビジネスパーソンのためのクリエイティブ入門
【著書】
原野 守弘
【印象に残った文章】
〇学び
・ビジネスパーソンに求められるのは合理性、クリエイターに求められるのは非合理性
・広告もエンターテイメントも、最後は一般的な人々の共感の規模が問題になる。しかし誰もがそれを評価できる訳ではないことに注意が必要。
・創造とは「借りて」「盗んで」「返す」というプロセスの繰り返し
・クリエイティブの仕事をする人にとって、まず必要な才能は「好きになる才能」、つまりいろいろなものに夢中になる才能。
・「好き」を分析することから始めて、その抽象を自分が今抱えているテーマや仕事に重ね合わせてみる。そして抽象化したり、コンセプトのどこかを置き換えたり、ずらしたり、拡張したりしてみる。
・広告と販促は似ているようで、まったく違う。広告は「ブランドを好きにさせること」が目的で、販促は「商品をたくさん売ることが目的。
・広告とは、「好広」である。自分自身についてではなく、「自分が好きなもの」について語ること。それによって、人間の好きというプログラムにダイレクトに働きかけ、人を動かす技術。
・心を焼き焦がすほど鮮烈に、つまり感情的に記憶を残すことが、本当のブランディング。
・ブランディングとはちょっといい未来を語ること。
・個人的に感じたことは、たぶん多くの人が感じていること。
〇ネクスト
・「真似する」のではなく「盗む」。単なる模倣ではなく、自分のものにする。
・自分の好きのストックを増やす。
→Amazon primeで流行りの映画を見る
→カンヌの受賞作をみてレビューを定期的に書く(月1が理想)
・好きになったものについて「どこが好きなのか」「なぜ好きなのか」ということを自分自身に問う