ASMR。
ちょっと適当に殴り書き。
昨今急激に流行ってるASMRという単語。
正式名称は長ったらしいけど検索させるのもアレなのでwiki引用。
「Autonomous Sensory Meridian Response」の略。
直訳すると自律感覚絶頂反応。
視覚や聴覚を通して心地いいとかゾワゾワする感覚っつーことだけど、この部分はまぁ人それぞれいいと思う部分が違うんでさらっと流す。
簡単に言えば音フェチのさらに上級版だと思っておけばいいと思う。
最近モヤモヤするんだ。昨今の流行りとしてのASMRと名を打ってるもの、定義が狭くなってねえかなって。
長いこと音フェチしてて、導眠のためにマッサージ動画だのなんだの開いてた身分からすると、なんとも筆舌しがたい状況だなって思ったりする。
最初に言った通り、心地いいと感じる音や仕草、いわゆる「トリガー」は人それぞれで、そこは変えようがない事実で、問題は「ゾワゾワ」っていうオノマトペ。
ニコニコ動画でASMRタグを検索すると、だいたい上位にくるのは耳かき音声か囁き、たまに耳舐めとか女性向けがどうとかのスケベ系が出てくる。あと咀嚼音なんかも最近よく見る。
個人的には耳かき自体は苦手だけど、梵天の音とか、全然耳かきの音じゃないけど小さい音でカリカリされる分には、これはまぁリラックスできる。
囁きもまぁ、おふとんで寝かしつけられてるような感覚になったりで、実際そこそこ寝られるので、これもまだわかる。でも声のかわいい女の子が囁いてるだけで一定の数字が稼げるようになってしまったのは、男のサガなのかもしれないけど、じゃあASMRって謳わなくてもいいよね?となってしまう。
ほんで耳舐めをASMRと勘違いして動画を投稿してるような人、それは違うぞと一生をかけて申し上げていきたい。
それはただのDLsiteとかに転がってるような、極々純粋なスケベ音声だよ。
スケベを目的に動画作ってんだから、スケベ以外の何物でもないんだよ。
視聴者もスケベを目的に動画開いてんだから、スケベ以外することないんだよ。そのゾワゾワはスケベをすることによる快感だよ。脳がふわふわするとか、心身が安らぐとか、そういう方向にはならないでしょ。男側からいうとちんこいじられたときに鳥肌が立っちゃったり身体が痺れるような感覚を耳舐め音声で味わってるって話だよ。特に吐息マシマシでやってる奴!やかましいんじゃ!
そもそもとして、ASMR=ダミヘくんではなく、さらにいえばASMR=立体音響にもならない。ここに認識のずれがあると話が進まなくなってしまう(最初に書けと)。
自分は主にタッピングとかキーボードの打鍵音、だいたい「叩く音」に関して脳がやられる比較的オーソドックスなタイプで、簡単な例を挙げると、
こういうのとか、
こういうのとか、傾向としては好き。ピンとくる人は「肩たたき」とかじゃなくて「叩打法」とかで検索かけると夢見心地になれると思うよ。
あと、これは結構少数派かもしれないけど、自分は「診察」の仕草や雰囲気に小さいときからずっと心惹かれてて、よくある小学校の健診とか、もっと聴診してくれ!とか脳内で思ってたタイプだったもんで。
ちょっと動画URLとかは割愛させてもらうけど、「physical exam」とか、それこそ「打診」とか「聴診」とかでつべ検索する程度には導眠材として使わせてもらってます。きっと誰しもこういった、なぜかわかんないけど脳とか身体がふわふわするっていう動作があるはずで、こういうのを自分はASMRだって認識している。あっ採血は論外です。注射無理。
末期の人になると、例えばハサミの音が好きって人は床屋の映像見てるだけで脳が学習して眠くなったり、さする音が好きって人は布擦れの音が聴こえてくるだけで脳からじゅわ~~って溶けたりしていくんだよね。
昨今声優界にもしょっちゅうダミヘくんが導入されてますね。「声優の囁き」なんて凶暴なワード、あんまり連投しすぎておたく達を殺傷しすぎるのもよくないし、案の定勘違いしてる人が数人見受けられるので、ダミヘの文字を見て確認しては、なんだかなぁという気分。あれらもASMRとは似て非なるものだなぁって感じちゃうわね。とりあえず前島亜美さんの動画でも見ておけば幸せになるんじゃないかなぁ。
まぁ、結局フェチの話なので、需要があるところに人が集まってるんだけどね・・・スケベとイコールで結ばれるのだけは納得がいかないっていうそれだけの話・・・