メタラーがアイマスで生バンドを喰らうとどうなるか(デレ7th大阪の雑多)
当然ながら死ぬんだけど
モッシュができないのでレギュ抜きに見境なくヘドバンしたりデスボイスでレスポンスしてしまったけどそれはまた別の話。
デレマスの7thツアー、幕張だけLVで、他は全部現地というムーブをかましたわけだけど、アイマスライブに浸かってからというもの楽曲が好きで追っかけてた身としては、今回のコンセプトライブほど楽しいものはなかったと思う。幕張では楽園とゴールデンタイムで死んで、名古屋では完全にアニクラのノリになり、そして今回の大阪。何がきてもいいように覚悟して臨んだはずだったのに、軽々しくそれを乗り越えてきたのはびっくりしちゃったわね・・・。以下さらさらとまとめていきたいと思う(まとまるのか?)。
まずはoverture。それなりに生放送でも情報を見てたので、名古屋の件もあって後半どう変わるんだろうと期待してたけど、突然小気味いいドラムソロが聴こえて早速勝ちを確信。おそらくだろうけどこれ、中鶴神かJが演奏隊におまかせしたんだろうなぁって思う。からのガルフロのイントロはねぇ・・・嘘だろって思ったわね・・・。あんなに大勢で歌うような曲ではないと思ってたから尚更。開幕2曲のためだけにマイクスタンドを30何本も用意したと思うと感服しかないです。続いてUnlock Starbeat、ロック公演の実質テーマ曲で、たまーにもっと激しいサウンドが~~みたいな言葉も見えたけど、シンデレラを象徴するサウンドにロックを落とし込んだっていう見方のほうが正しい感じがして、これから楽しい公演が始まるんだ!!っていう高揚感で始終ずるずるして気持ちがいい。ほんで問題の第1ブロック(全ブロック大問題)なんだけども・・・(括弧内は二日目)
1.ルナショ
2.美彩
3.スプスク(Virgin Love)
4.IMAJO版ØωØver!!
5.Nocturne
なんですかこれは??最終ブロックではないのですか??開幕から横ノリヘドバン屈伸拳だのメロイックサインだの満載で早速多動を極めてしまって体力がもたないんだけど??とずっと思ってた。
アイマスのツーバス、そこまで速くないので頭を横に振ることが多くて、連番じゃない方の隣と前にいるおたくには大変ご迷惑をおかけし・・・
ルナショはオリメンこそ叶わなかったもののAメロの歌割りなんかはちゃんとしてたし、サビは大人数のほうが楽しいので文句なし。美彩は言わずもがな。スプスクは全力でコールしたしIMAJOverは泣いた。そしてNocturneの選抜メンツが偉すぎて半分失神してたんじゃないですかね。ここにありすとまゆが入っていけるのがデレの強さだと思うなぁ・・・。ハーフビートは無条件でヘドバン。
次!第2ブロック!
6.オウムアムア
7.義勇忍侠花吹雪
8.Gaze and Gaze
9.ヴァルキュリア
10.Trust me
うーん、優勝!w
オウムアムアこそ生バンドだろ!とは思いつつ可能性は低いと思ってたので大満足。二人だけであんなにしっかりできるのならオリメンにも期待がかかりますね・・・もちろんまつえりの圧と佐倉さんの技術もいかんなく発揮されててなによりって感じ。ほんでこんな序盤に可惜夜月が来るなんて思ってもみなかった。音響とかの都合でメインリフが聴こえにくかったのが惜しかったけど、3人のパフォーマンスは勢いがあってよかった・・・。
そして新曲、サビ後半の8分バスと間奏ブレイクダウンがもうとにかくたまらん!!!ってなってたけど、作曲睦月と聞いて納得。ただライブ終わりにTL眺めてて、めちゃくちゃ深層マーメイドじゃね?ってなったので、早くイベントで確認したいところ。歌唱力は申し分なしだし二日目のおでこゴッツンはひっくり返ってしまった。あとユニットの紹介で某芸人への既視感を感じてしまったのは自分だけじゃないはず。
ヴァルキュリア、ここにちとちよが入ってくれただけでもお前それだよ!ってなったのに、歌割りでこの公演中唯一感情になってしまったのがここ。最近自分の中での株が急上昇してる例の二人にBメロ歌わせるのはあまりにもずるいなって思う。情報が新鮮だからこそ感情も昂るのかもしれないですね。過去の反省を噛みしめつつ、今後も見守っていきたいですね。
Trust meはもう優勝する気しかなかったのでこれ以上ないぐらいヘドバンかましました。あと韻踏むとこで叫びました。みんなでAre you ready?ってコールしたいんですがダメ?ラップってみんなで思い思い叫ぶのが楽しいところがあるのでなんとなしに広まってほしいなって思ってます。あと、両日アリーナだったんですが、ほんとに炎って熱いんですね・・・
第3ブロック!問題のエリア!
11.薄荷(voyage)
12.in fact(エヴリデイドリーム→マイ・スイート・ハネムーン)
13.Frost(夏恋)
14.White again(Great Journey)
15.夢のぞ(サンハイ)
MCのときに後ろでちまちま準備してるのが見えたので、あぁクールダウンパートは入ってるんだなって気づくことはできたけど、まさかカホンだのウッドベースだの持ち出してアコースティックverを取り入れる、ってのは生音源だからこそできる話なのに考えもしなかったのはアホの極みですね・・・その分両日ともいいもんを観させていただきました。どの人もアコースティックとしての歌い方にしっかり切り替わってて、そんなものを聴けるだけでも贅沢の極み。初日だけでも十分エグかったのに、二日目のまゆはもうずっと鳥肌が立ちっぱなしで、ユイマキノハンパネエってのと、滝澤お前ーーーー!!!ってずっと心の中で叫んでました。今これを書いてて思ったのは、どうしてもバンドサウンドの中では隠れがちなキーボーディストの見せ場をJが作って、それに滝澤さんが10倍返しで力を発揮してくれたんだろうなっていうところですかね(どっかのヤオヤオバンドとか根本的にシンセソロを作るクサメロバンドは別として)。
そのあと奏者の休憩も兼ねてしっとりパート。なんだかんだ音源特有の低音の響きも気持ちよくて、Frostは比較的ドラムン寄りのサウンドでのぐわんぐわん揺らされる感じ、夏恋はなんだかんだの仙人節で、いやぁえがったえがった。White againで季節曲を全回収して、夢のぞで尊みを感じて、NGsの新曲で漏らして、突然のサンハイでUOを炊くという比較的真剣Pに近い立ち回りをしたパートでした。
第4ブロック!
16.Palette
17.演歌(トワスカ)
18.PANDEMIC ALONE(夢幻ノ救憐唱)
19.Max Beat
20.Fascinate
21.双翼
まだまだ火力が高くなりますねぇ・・・Paletteはもちろん演者の振りもかわいかったけど、リズム隊がめちゃくちゃイキイキしてたように感じたわね、やっぱフュージョンバンドやってるとこういうの好きなんすねぇ~。からの演歌。演歌はメタルって古事記にも書かれてるしマーティ・フリードマンが30年以上前から実践してきたこと(下に参考動画、ソロパートは3:05ころから)
なので、これを生演奏で聴けたのはさながらNHKホールって感じで多幸感が溢れ出ました・・・。PANDEMICはヘドバンしすぎてさっつん全然見れなかったのではやくディレイに行きたいですね・・・ただキーがつらそうだなってのはわかった。サビの最高hiEとかだもんね。絶好調のときに聴いてみたい。夢幻も案の定ヘドバン。特殊イントロはいいもんですねコロムビアさん?配信待ってますよ?Max Beat、個人的にはシンセロックってあんま響かないんだけど、ちっすーと村中さんの2枚看板が強力すぎてずっと聞き惚れてましたね。種崎さんもナイスロック。
Fascinate、正直大阪現地の半分ぐらいの理由がこれで、初日は当然のごとくメロイックサイン掲げてヘドバンして、ギターソロで酔って、あちらこちらでデスボイスで叫んでまぁーーーー暴れたんだけども、どうやら関口さんの圧が凄まじいってんで二日目に注目して。そこそこのヘドバンで留めてモニターを見つめて、いやいやこれが去年ルーキーの歌唱か?というぐらいには堂々としてて、意気込みどころか殺気さえ感じてしまうぐらいには圧倒されてました。相方が技術よりだから尚更パワーが目立って、アイマスの中としては今後類を見ないであろう重厚な演奏に負けじとこなす姿に本当に感動して。出始めこそ自分も眩暈がする程度には拒否感を覚えた二人だったけど、コミュもしっかり見て、感情論以外の賛否も両方咀嚼して、n次創作も眺めて、色んなものが融けて見えるようになった今、担当と呼ぶかはさておき、しばらく注目していきたいなと思います。
双翼、初めてフルを聴いたので思ったより短い曲なんだなってのはあったけど、リフが重てえってことに気付けたのでアド。飛鳥ソロの音源よかったです。
ラストォ!
22.ロキエモ(毒茸)
23.アンデッド・ダンスロック
24.アブナイ
25.∀
26.TF
27.アニキ(紅)
28.純情Midnight伝説
29.EVERMORE
こう見えて意外と安定感のあるパート。
ロキエモはまぁロック公演なら欠かせないので。面子がしっかりなつきちの女で揃ってたのが単純明快なエモ。勝手になつきちを天に召すな。毒茸がO2面子で一瞬警戒したけどそれよりとんでもないものが待ち構えてましたというのは後のお話。輝子がサポートを任せるのも熱いしそのサポートもガチすぎて泣いちゃうよおじさん。アンデッドのほんとに踊りたくなるサウンドはガチだし間奏でまおきが暴れてくれてドラムを嗜む者としても満足してしまった。もっと暴れてくれてもよかったけど雰囲気が大事ですよね。
アブナイまでちとちよに歌わせるのはずるいって思うなぁ・・・新規勢にとどめをさしにかかってるのはいうまでもないと思いました。
∀はまぁ一昨年から出ずっぱりなのでブチ上がる!というほどでもなかったけど、そこは生演奏なので、多動はしてました。でもああいう曲だと、リフがベースと被ったりであんま聴こえんのよね・・・睦月も強引に6弦で弾こうとするもんだから・・・ここは円盤に期待しておきます。あと歌ってる面子が意外すぎるの書いてる途中に気付いた・・・。
TF、特殊イントロ・アウトロがあまりにも偉すぎる。特に後ろは、音源があっさりしすぎてたばっかりに、すごくテンションが上がってゾクゾクしてた。終わらん!まだ終わらん!ぬおおおおお!って喘いでたのが記憶に新しい。表スネアの2ビートとか王道もいいとこだけど、曲の展開だって王道もいいとこなんだから、王道で攻めて何が悪いんだっつー。
んで、予想外がすぎるパートなんだけども、初日はHOT LIMIT、二日目が紅。名古屋が終わってからというもの、サプライズがどうたらとかそういう話が週に何度も流れてきて(自分も微妙に乗っかりかけたとはいえ)当日になってもリーゼントだから~~みたいなのがあったりして(自分も微妙に乗っかったとはいえ)、カバーとはいえデレマス内で完結させて盛り上げたっていうのは、他の方も言ってる通りで本来の形に過ぎないことなんだけども、まだまだこのコンテンツを終わらせる気はないんだなっていうのをひしひしと感じとることができました。HOT LIMITはわざわざこれのために大型ファンを持ってきてたらしいし(風がなびいてるのに気づいたときすごく笑ってしまった)、近くに本人いるのにようやるわって高まりやらなんやら色んな感情がごっちゃになって全部吹き飛んでいきました。
紅なんだけどぉ・・・つい全部歌っちゃって大変なご迷惑をおかけして・・・ていうかカバー枠でどうしてこれを構えてなかったんだよという・・・。こんな偉大なカバーを差し置いてなにがロックだよと・・・RAGE OF DUSTもいいんだけどさ・・・。そもそもそれなり以上のクオリティがある生演奏で紅を浴びるっていうのが、いくらカバーにしても今後ほぼ機会がないと思うので、あの時現地にいた方々はずっと誇っていいと思う。あんなもん棒振ってる余裕なんてないって。案の定ヘドバン。最後の歌が被るパートでおたくの合唱がじわっとぶわっと響き渡ったの、ずっと忘れることはないんだろうなって思う。ドラムソロもあえてアレンジしてきて大満足。まおきがやっぱりナンバーワン。
ほいでこんなでっかいカバー二つで安易に終わらせようとせず純情Midnight伝説をトリに持ってきたってのがデレでのJへの信頼とかそういう話になるんですかね?こういう方向のほうが性分に合うんだろうね(そらミリでアンチが増えるわ)。十分な盛り上げと適度なフィナーレ感としてはデレのロックサウンドではピカイチな曲ということに気付くことができたし、名残惜しさすら気持ちよくなるなんて思いもしなかったので、やっぱりしばらくデレから離れられる気はしないですね・・・EVERMORE現地も回収できたし言うことはありません。
以上うだうだごちゃごちゃと感想を乱立しましたが、7thのコンセプトライブ、デレらしいといえばらしいし、らしくないといえばらしくないし、アイマスか?と問われるとそうかもしれないしそうじゃないかもしれない。とにかくやりたいことを詰め込みました!ってイメージで、担当こそいれどデレに関しては楽曲派な自分がはちゃめちゃ純粋に楽しめたのも事実だし、例のボイス総選挙の話もあって、最推しをステージに立たせたいって気持ちが初めて芽生えたのも事実で、まだまだやること・見てみたいものが尽きないコンテンツだなぁってのを実感しました。モバ側が縮小して、色々なものがあるかもしれないけど、デレそのものが、というところになってしまうまでは、ずっとそれなりの距離感で追っかけていきたいなぁと思います(終わらないのが一番だけどそう贅沢も言ってられないので)。
あと最後に一言だけいいですか?