キャリア的視点245 -岡村さん、結婚おめでとうございます^^(報道1週間記念)-
毎日ブログ 245日目(2020/10/30)
岡村さんの事
およそ1週間前、お笑いコンビナインティナインの岡村隆史さんの結婚報道が流れましたね。
ある意味の電撃結婚で、吉本興業の「ぼっち会」の主要メンバーと言われていただけに驚きでした。
実は私、彼とは生年月日が同じです。
めちゃイケなどで誕生日企画とかがある度に、私も祝っていてもらえる様な気にすらなっていました。
それもあってか気になる芸能人の一人でして、何気に番組などもちょこちょこ見ていました。
めちゃイケのダンス企画は本当に好きで、先日、劇団四季にライオンキングを観に行った時には、「サプライズで出て来ないかな…」と密かに期待もしていました^^;
勿論他にもダンス企画は数ありますが、中でもオカザイルが1番好きです。
さてそんな岡村さんですが、これまでの芸人人生の中で、本当に様々な事がありましたね。
①鬱による休業
2010年に約5ヶ月の休業をしていますね。無事に戻って来てくれて嬉しく思います。
②口滑らせ事件
今年もありましたね。コロナの影響で風俗に…の失言が。これにより世間からもかなり叩かれていました。相方の矢部さんが真っ先に公開説教をした事で、炎症を免れた感があります。
有名どころの2点だけを挙げていますが、まだまだ数多くの転機が彼にはありました。
転機
これまでの芸人人生の中で、彼は数多くの転機を迎え、乗り越えて来ています。それは私たちも同様ですが、それを見守る人数が多い為か、我々が迎える転機よりも大きな転機である様に感じます。
それにしても今回の結婚はこれまでの転機とは大きく異なる点があります。
それは一人の転機では無いという事です。
これまでの数々の転機も、それぞれに多くの人との関わりの中で乗り越えて来てはいるのですが、結婚というのは二人の人生の転機です。もちろん親族をはじめとしてその影響を受ける人は、本当に多くいるのですが、1番は結婚する二人の転機である事に間違いが無いのです。
直前の失言にもかかわらず、本当に多くの人からの祝福があったのは、なんやかんや言っても彼の人気の高さなのでしょうね(^^)
転機というものは大きく分けて3種類あります。
①予定していた転機(イベント)
結婚や進学などライブイベントとして行われるものを言います。予定していた事が予定していた様に起こる事を言います。
②予定していなかった事が起こる転機(イベント)
全く予定外で考えてもいなかった事が転機となる事です。
今年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で、多くの方々この転機を経験する事になりました。
③予定していた転機が起こらない(ノンイベント)
受験の失敗などで予定していたイベントが起こらない事を言います。
今回の岡村さんのご結婚はもちろん①の予定していた転機(イベント)です。
交際期間がほとんどないとはいっても、それまで友人として対等な時間があったと報道されています。恋人としての期間が無くても、これからその時間を補っていけるのではないでしょうか。
転機の超え方
岡村さんの場合は予定していた転機ですので、もともと準備もできていたでしょうから問題ありませんが、②③の場合は様子が異なります。②③では準備がないため、場合によってはパニックになる場合もあります。
そんな転機の際には4つのSを点検しましょう。
①状況(Situation)
原因は何か
予期可能なことであったか
一次的なことなのか・継続的なことなのか
過去に経験したものか
前向きに捉えているか
②自己(Self)
個人的特徴(性、年齢、健康状態、社会的地位等)
心理的資源(性格、価値観、信念・信条、行動様式等)
③支援(Support)
身近の関係者(家族、親族、友人、上司、同僚等)
専門家、専門機関
④戦略(Strategies)
状況を変える対応
認知・意味を変える対応
ストレスを解消する対応
これらのリソース(資源)を確認し有効に活用することで、転機の衝撃を緩和することができるようになります。
これはナンシー・K・シュロスバーグというキャリア理論家が提唱した4Sと呼ばれる理論です。
自分にとって嬉しくない転機というものは、できるだけ短時間に、できるだけダメージのない内にクリアにしてしまいたいものですね^^
今回の結婚というのは、当事者の二人が新しい組織を創り出して言う事です。彼が奥さんといっしょにどんな家庭を作っていくのか楽しみです。
そしてこれからも続くであろう転機を二人で協力して乗り越えていって欲しいと思います。
お笑いに対して常に真摯であった岡村さんに、これからは家族に対しても真摯であって欲しいと思います。
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