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毎日ブログ 25日目(2020/3/24)
(※この記事は自社ホームページからの転載記事です)

イノベーション。
この言葉を聞いたことのある人は
非常に多いと思います。


イノベーションとは…
一般的な認識としては
「改革」「革命的」
等が多いのではないでしょうか。


イノベーションとは…
「新しい財貨の生産」
「新しい生産方法の導入」
「新しい販売先の開拓」
「新しい供給源の獲得」
「新しい組織の実現」

これらの一つ一つが
イノベーションであるという。


いずれにしてもイノベーションとは、
これまでにない全く新しい概念の元に生み出されるもの
であるらしいのです。

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これまでにない全く新しい概念
って言われても困ってしまいますね^^;


でも皆さんは知っています。
新しい概念で作られた、
イノベーションによって生み出された
数々の物を。


一番身近なツールで言えば、
スマートフォンがわかりやすいのではないでしょうか?


通信機器の歴史は
まず「狼煙」から始まりました。
それが文字や紙の発明により
 「手紙」に変わり、

ベルやエジソンの努力により
 声を届ける「電話」になりました。


それが時代の変革に合わせ、
次々と変容を果たす中で、
常に新しい物を取り込み
貪欲に変化をしてきました。


これまでの常識を覆し、
ユーザーに新しい常識を
プレゼンテーションするのです。


その結果、
新しい商品で市場を席巻し
他の追随を許さず、
ついにはディファクトスタンダード(※1)となるのです。
※1:事実上の標準


市場の中でトップになってしまえば
チャレンジャー・ニッチャー・フォロワーの各企業が
どんなに頑張っても
市場の利益のほとんどは
あなた方が独占に近い状態にできるのです!


って言われても困ってしまいますよね^^;
新しい概念って言われても…


市場独占の蜜がどんなに甘くても
正直スマホレベルのイノベーションは
そうそう簡単には起こりません。


でももっとミニマムな
もっと身近なイノベーションなら
何とかなるのではないでしょうか。

何とかなりますかね?
今のままで。


今のままでは何ともならないでしょう。
残念ながら。


そうです、今のままでは
イノベーションを起こすことは
非常に困難だと思います。
なので現在の状態からまず変化させましょう。


方法はざっくり3ステップです。

①雰囲気作り
②人材の登用
③責任の所在


ひとつづつ説明しますね^^


①まずは社内の雰囲気から変えていきましょう。

  チームビルディングの一環として
  キャリアコンサルタントがお手伝いできます。

  御社の大切な人材を
 真の意味で活用するための組織作り
  これが基礎になります。

  慣習的な物を良しとし、
  革新的な物を「前例がない」として
   排除するのをやめましょう。

  これは現場から変わるのは
  非常にパワーが必要です。
  できれば経営陣が範を示すべきですね。

  よく「自由な発想を」と言いますが、
  足枷の付いた状態は自由とは言いません。

  多様性を誇り、
  少数意見を受け入れる風土

  第一歩です。
  

②業務に差支えのない範囲での人事異動を

  残念ながら今いる従業員では
  新しい発想が得られないと思ったのなら、
  社内プロジェクトなどを発足し、
  その際にメンバーは
  公募をかけるという手が使えます。

  要するに「その部署の常識」に
  捕らわれない人材の登用です。


  現在の部署には
  長い時間の中で
  常識が出来上がっています。

  管理者(経営者)の顔色をうかがい、
  責任を回避し、
  考えるのは人の仕事。

  こんな常識が蔓延しているのではないでしょうか?

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 「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」
  ご存じマリーアントワネットの言葉です。

  本当かどうかは知りません。
  実は違うという話もありますので。


  しかし、これくらい非常識なのも
  イノベーションを起こすためには
  必要なのではないでしょうか。

  社会倫理は守り、
  社内規範は乗り越える
  御社にはそんな人材が
  たくさんいるはずです。

  一人一人の個性・経歴は
  御社の宝に違いないのです。


  正直、社内に限定する必要すらありません。
  在野の人材に光を当てるのも
  一つの方法です。

  ホームページや広告で
  一般の人材に声をかけるのも有効です。
  話題性も相乗効果で高まると思いますよ。


  ただし注意点が2つ
  経営陣や管理責任者が
  慣習に捕らわれていたり、
  経営者の顔色を伺っていては
  なんの意味もありません。

  とにかくやってみよう!
  この考え方や雰囲気が勝負です。

「無責任な意見」
  これが最も大切なのではないでしょうか?

  かくいうこのブログの私の意見も
  非常に「無責任な意見」のひとつです。
  あなたが経営者なら、どう捉えますか?

③権利は管理責任者、責任は経営者

  言葉通りです。
  失敗した時の責任は
  全て経営者が持つのです。

「責められない」という安心感
  が、新しい発想を生み出す
  魔法の源泉になります。

  これほどの覚悟が経営者には求められるのです。

  加えて利益は社員全員に、
  も大切です^^

大きな利益を生む前には
それに伴ったリスクが付き物です。

もし甘い甘い蜜を手にしたいのであれば、
いばらの道を突き進む覚悟も時には必要なのです。


プロダクトイノベーション(※2)とまでは
簡単にはいかなくても、
プロセスイノベーション(※3)なら
比較的起こせそうです。
※2:新商品の開発など
※3:過程の変革など


いずれにしても
そうそう簡単に起こせないからこそ
イノベーションには価値があるのです。
だからこそ、多くの企業は
新商品の開発に予算をつぎ込むのです。


人材を活用する
イノベーションの方法を
どう捉えますか?


余談ですが、
私の好きな「機動戦士ガンダム」も
イノベーションのひとつだと思います。


それまでのロボットアニメは
勧善懲悪な世界、
 正義の主人公が、完全悪の敵と闘い
 努力と根性の末に勝利を掴む、
だったのに対し、
どちらにも双方なりの正義をかけて戦う
と言うイノベーションを起こした作品。


また新しい風を吹き込むイノベーションに
その座を取って変わられるまで
機動戦士ガンダムは伝説で在り続けるのです^^

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