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キャリア的視点364 -クーデター226-

毎日ブログ 364日目(2021/2/26)

2.26事件

1936年。今から85年前の今日。
日本の歴史に残る事件が起きました。

2.26事件。
いわゆるクーデター未遂事件です。

皆さんも歴史の授業で習っているかと思います。私も習ったはずなのですが、詳細は忘れてしまっていました^^; そんな方はこちらのリンクがわかりやすいですよ(^^)

都市部と地元の貧富の差などをはじめとする、現社会に対する不平・不満が爆発し、
「悪いのは政治だ! 私利私欲に走る政府の政治業者どもだ!」
「だから、奴らを倒せば良い方向に変わる!」
「誰が変える?」
「俺たちしかいないでしょ!」
と、安直に考え、軍部にいる人たちが自分の考える正義を行使するために武力行動に出る。
これがクーデターです。

実際は武力などと言う力で押さえつける様な新政府には、ほとんど誰もついて行く事はなく、歴史に汚名を残す自慰行為に過ぎない、と私などは考えているのですが、どうでしょうか?


ミャンマー

2021年の現在。たまたま時期を重ねる様に、ミャンマーでもクーデターが起こり、驚きました。
軍部はアウン=サン=スーチー氏らを拘束しています。そして市民の反発をくらい、デモは多発し、既に市民の中から複数名の死者が出ています。

ミャンマーの歴史を考えると、実は10年前の2011年までは軍事政権でした。以降、これまでの10年は民主政治に移行していたとは言え、憲法で軍部の権力が保証されている状態であったと聞きます。ではなぜ、軍部は今回の強行に出たのでしょうか?

無責任な言いようで申し訳ないのですが、正直言ってわかりません。先の記事でももちろん推測に過ぎません。
ただ、はっきり言えることは、今回のクーデターにより、国民の殆どがそのキャリアの変更を余儀なくされた、と言う事実です。

これはミャンマー国民にとっては、巨大すぎる転機であったことは疑いようがなく…

これまでも転機を乗り越える方法の4Sは何度も紹介してきていますが、クーデターなどの、強制的に他人の思想を押し付けられる様な転機に対してはどこまで通用するるのでしょうか。
言うなれば、国家レベルの、命がかかったパワーハラスメントです。

今回のミャンマーのクーデターに関しては特に、
「軍事政権時代の甘い汁よ、もう一度」
的な雰囲気を感じるだけに、2.26事件の様な、ある種の純粋さすら感じないのです。

民主主義を変えるのは、私たち選挙権を持った民衆でなくてはいけません。政治に不満があるのであれば、選挙で訴えるべきなのです。ミャンマーにもその制度はあったはずです。

確かに今の日本の国会を見ていても、居眠り、スマホでショッピング(他事)などが日常茶飯事で、一掃した方が良いのではないかと思う事もしばしばで、クーデターを起こす連中の気持ちも、ホンのちょっぴりわかる気もしてしまいますが^^;

いずれにしても、ミャンマーも早くクーデターを鎮圧して、市民が落ち着いて生活できる様になって欲しい、と心から祈ります。



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