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キャリア的視点421 -敵の名は「遠慮」-

こんにちは(^^) キャリコンひだです。
今日のテーマは「遠慮」です。

この度、私は「遠慮」を敵として認定してしまいました^^ その考察を書かせていただきました。

さぁ、日常に潜むキャリアの種を感じていきましょう。
読了時間は今回も3~5分です。


敵の名は!?

私達の日々の生活の中にまで侵食し、私達に対して「社会」が強要し、私達ひとりひとりの成長を阻害する敵! それが【 遠慮 】です!
最初にガッツリ言ってしまいますが「遠慮」なんてものは《百害あって一利なし》な存在だと思うのです。

文字でもないのに「空気を読め」とか、正直知った事じゃあありません。まさに【うっせぇわ】の歌詞ですね^^;

ですが勘違いして欲しくないので、これも最初の内に書いておきますが、「遠慮」と「配慮」とは全く異なるものです。

遠慮. 他人に対して、言葉や行動をひかえめにすること。
配慮. 手落ちのない、または、よい結果になるように、あれこれと心をくばること。

加えて言うなら、遠慮とは、

「江戸時代、士分・僧におこなった刑罰。(門をとざし、昼間の出入りをさしひかえさせた)」

が語源にもあるのですから、
「少しは遠慮しろ!」
というのは、本来の意味を踏まえると罰則を与えているようなものになるのではないでしょうか。

もう一度書きますが、「遠慮」は私達の成長を妨げる「敵」なのです!


毒を一滴…

実際に会社社会の中には「上座・下座」なんてことは多々あります。上司を上座に、部下は下座になんて言うアレです。
役職というのはただの「役割」でしかないのに、「責任者」「管理者」「監督者」などという言葉を勘違いし、評価査定するという業務を笠に着て「虎の威を借る狐」としてふんぞり返っている人のご機嫌を取る為のアレです。

これにより

「上下関係を意識させて、会社の意思統一の補完、及び命令系統の統一化を図ることで業務に効率化・簡略化をもたらし会社の売り上げ向上につなげる」

という当初の目的は忘れられ、ただの権威主義に浸る一部の事象「お偉いさま」を名乗る人々の愉悦のために使われています。

このご時世、リモートワークの中でオンラインミーティングを行う会社が増えているのですが、自分のパソコンの画面の並びに対して「上座・下座ができていない!」と文句を言う人がいるとか。正直度を超えすぎていて呆れます。

少々毒が混入してしまいましたが、そんなものの為に個人のキャリアが妨害されるなんてことがあって良いはずがありません。
実際にこれらの「強制された上下関係」の行きつく先のひとつとして「パワーハラスメント」という最悪の形が現れています。
人間関係に遠慮を強いられて我慢させられた挙句に、自身のキャリアデザインを破壊される。パワーハラスメントは害悪でしかありませんね。

人間関係を上手に構築していくためには「配慮」は必要です。ですが「遠慮」は不要なのです。


Time is money

私達が仕事をしていく上で、「時は金なり」なんて言葉は当たり前に叫ばれています。時間という有限の資源を大切にし、生き馬の目を抜く様な中を乗り切るのには、どうしたら良いのでしょうか?
そうです、遠慮した者が淘汰され消えていくのです。ここでもやはり遠慮が敵になるのです。

または学校にキャリア教育に伺って学生さんたちと話をしていて思うのが、やはり周りとの協調性を意識しすぎて「遠慮」してしまっていると感じるのです。

自分が自分の成し遂げたいことを成し遂げるために。
短い時間の中で目的を達成するために。

遠慮なんてしている場合じゃないでしょ。
この世は「遠慮」をしたものが負ける仕組みになっているんですよ。

さて皆さん、これでもう私達ひとりひとりの敵が何かに気付くことができましたね。早速今からどうしていきますか?



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個人の活性化を組織の活性化に繋げます。


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